大勢でワイワイ楽しめるクイズアクション『Survival Quiz CITY』
Phoenixx(フィーニックス)のブースでは、『Survival Quiz CITY』の試遊が体験できた。『Survival Quiz CITY』は、クイズとアクション、シューティングなどの要素が融合したゲーム。大人数のオンラインマルチプレイに対応しているので、みんなでワイワイ楽しめるパーティー要素のあるタイトルだ。
ゲームは「クイズ」フェーズと「アクション」フェーズに分かれており、クイズに正解したプレイヤーは「勝ち組」として、不正解のプレイヤーは「負け組」としてアクションフェーズに参加。アクションフェーズで勝ち組は、バズーカやマシンガンのような武器を手に取り、安全地帯から一方的に負け組に射撃を行う立場になる。負け組に攻撃を当てるとコインをゲットだ。一方の負け組は、勝ち組からの攻撃を受けながら、障害物のある過酷なステージを進まなければならない。つまり、負け組は勝ち組に追い打ちをかけられるゲーム性。なんだか人生の縮図のよう思える。
ルールは、最後に生き残った1人が優勝する「サバイバルルール」と、最終ラウンド終了時に最もコインを持っていたプレイヤーが優勝する「賞金稼ぎルール」の2種類。「サバイバルルール」は、負け組がアクションステージをクリアできないとその時点で脱落してしまう。「賞金稼ぎルール」の場合、途中の脱落がなく、最後のステージで負け組になっても勝ち組の賞金をゼロにできる「一発逆転」があるので、最後まで気が抜けない。
今回の試遊では、「賞金稼ぎルール」で、会場外のプレイヤーと約30名でのオンラインマルチプレイを体験した。
まずはクイズだ。形式は、5問正解した先着10人が勝ち組になるタイプ、画像を見て4つの選択肢から答えのパネルに乗るタイプなどさまざま。内容も「中心に穴があり断面が木の年輪のようになっているスイーツは?」といった簡単なものから、「プランクトンを主食にしているサメはどれ?」といったちょっとマニアックなものまで幅広く用意されている。クイズに正解することが大きなアドバンテージになるのわけだが、そううまくはいかない。実際、勝ち組になれたのは3回に1回くらいだった。
負け組でのアクションフェーズは本当に“負け組感”が強い。一生懸命、障害物コースを進んでいるにもかかわらず、無慈悲な爆撃を繰り返してくる。しかし、1ラウンド前が負け組だったとしても、勝ち組になった瞬間、態度は一変。汚物は消毒だと言わんばかりに、キャッキャキャッキャと無邪気に負け組を攻撃してしまうのだから、人間とは恐ろしい。
とはいえ、勝っても負けても楽しめるし、ゲームに慣れている人でもそうでない人でも、広い層が楽しめるようになっていると感じた。ゲーム内では勝ち組と負け組に分かれるが、このゲームはきっと楽しんだ人がみんな勝ち組になれるのだろう。なお、『Survival Quiz CITY』は、10月16日、17日にプレイテストを実施する予定だ。Steamのページから参加できる。
(C)BANDAI NAMCO Studios Inc. Published by Phoenixx Inc.
セガ/アトラスのブースで真・悪魔体験
セガ/アトラスのブースでは、『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』『真・女神転生V』『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』を出展。その中から、邪教神殿をイメージした試遊台で『真・女神転生V』プレイした。
『真・女神転生V』は、11月11日に発売される「真・女神転生」シリーズのナンバリング最新作。荒廃し砂漠と化した謎の異世界<ダアト>を旅するRPGだ。
試遊では、15分程度ダアトを探索できた。ダアトには、好戦的だったり、友好的だったり、見た目は同じでもさまざまな悪魔が生息。困っている悪魔から頼まれごとされて、クエストが発生することもあった。
好戦的な悪魔は、接触するとそのままバトルに突入する。だが、暴力だけが解決手段ではない。話しかけることでお互い理解しあうこともできるだろう。会話では選択肢が出現するので、うまく交渉すれば仲魔になって一緒に戦ってくれることもある。仲魔を合体させて、新たな悪魔を創ることも可能だ。
早速、バトル中に悪魔とコミュニケーションを図ってみた。すると、手足をむしってもいいか聞かれたので「ダメだ」と回答。当然である。どうしてダメなのか聞かれたので「残酷だから」と答えてみた。その結果、どうやら交渉決裂だ。「世界は残酷だから残酷なことができないといけない」と言われ、バトルに発展した。やはり暴力‥‥!! 暴力は全てを解決する‥‥!!
バトルはおなじみのコマンド制「プレスターンバトル」。弱点属性で攻撃すれば行動回数を増やせるが、敵も弱点属性の攻撃で複数回行動してくるので注意が必要だ。バトルを繰り返していくと<マガツヒゲージ>が溜まっていき、マックスになると、特殊な技<マガツヒスキル>を発動できるようになるが、試遊では、おそらく序盤に戦ってはいけないであろう悪魔とエンカウントしてしまい、ゲージマックスのまま<マガツヒスキル>を使うことなくゲームオーバーになってしまった。
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