◆Hitman 3(グラフ34)

Hitman 3
IO Interactive A/S
https://www.epicgames.com/store/ja/product/hitman-3/home

ベンチマーク方法はこちらのHitman 3の項目に準じる。設定は

Level of Detail:High
Texture Quality:High

とした。OCATが使えないのはこれも同じなので、平均フレームレートのみである。

  • グラフ34

こちらはGodfallに比べるとだいぶマシというか、2KではGeForce RTX 3060 Tiを凌ぐ性能だし、その先でもGeForce RTX 3060 TiとGeForce RTX 3060の丁度中間といったところ。Godfallの結果と併せて考えると、当たり前の話ではあるがゲームによって結果の傾向が異なる、という当たり前の結論に達するわけではあるが、それを顕著に示してくれた結果ともいえる。

◆Horizon Zero Dawn(グラフ35~41)

Horizon Zero Dawn
SIE
https://www.jp.playstation.com/games/horizon-zero-dawn/

ベンチマーク方法はこちらのHorizon Zero Dawnの項に準じる。設定は

プリセット:クオリティ優先

とした。またOCATでフレームレートを取得している。

  • グラフ35

  • グラフ36

  • グラフ37

  • グラフ38

  • グラフ39

  • グラフ40

  • グラフ41

さて平均フレームレート(グラフ35)を見ると、なぜか2KではGeForce RTX 3060が最速で、一番遅いのがGeForce RTX 3060 Tiという不思議な結果になっている。最大/最小フレームレート(グラフ36・37)でも同じ傾向だ。もっともフレームレート変動の2K(グラフ38)を見ると、大まかに言えばGeForce RTX 3060とGeForce RTX 3060 Tiがほぼ同じで、ただしGeForce RTX 3060 Tiの方がスパイク状のフレームレート変動が多く、これが平均フレームレートを下げている印象である。まぁ概ね同等のレベルとしてもよさそうだ。実際2.5K以上は明確にGeForce RTX 3060 Tiの方がフレームレートは上であり、その意味では2Kだと軽くCPUネックになっているのかもしれない。

さて肝心のRadeon RX 6600 XTは? というと、2KではGeForce RTX 3060 Tiよりは上だがGeForce RTX 3060を下回るという微妙なポジション。2Kのフレームレート変動でもGeForce RTX 3060 Tiに負けない位スパイクが多く、これが今一つ平均フレームレートが上がらない理由な気はする。逆に言えば、このスパイクが無ければ概ねGeForce RTX 3060/Tiと同等といったところ。ただ2.5Kから先は明確にフレームレートが落ちており、傾向的にはF1 2021に近いというか、2.5Kで明確に一番フレームが下回っているあたり、F1 2021より酷いというべきか。もっとも2.5Kのフレームレート変動(グラフ39)でもまだスパイクが多いため、これが無ければもう少しGeForce RTX 3060と近い性能になっているとは思う。もっとも3K/4K(グラフ40・41)ではもう明確にフレームレートのグラフが分離しており、このあたりは絶対的な描画性能の差が出た格好だ。

◆Metro Exodus Enhanced Edition(グラフ42~48)

Metro Exodus Enhanced Edition
4A Games
https://www.metrothegame.com/

ベンチマーク方法はこちらのMetro Exodus Enhanced Editionの項に準じる。設定は

Shading Quality:High
Ray Tracing:Normal
DLSS:Off
Reflections:Hybrid
Variable Rate Shading:4x
Hairworks/Advanced PhysX:Off
Tesselation:Full

とした。要するにHighプリセットそのままで解像度だけ変えた格好だ。

  • グラフ42

  • グラフ43

  • グラフ44

  • グラフ45

  • グラフ46

  • グラフ47

  • グラフ48

平均/最大/最小フレームレート(グラフ42~44)で傾向は一緒で、Radeon RX 6600 XTはGeForce RTX 3060にも及ばないという結果になっている。強いて言えば2Kの最小フレームレートが辛うじてGeForce RTX 3060を上回っているのが若干の救いといった程度。

フレームレート変動(グラフ45~48)を見ても、2Kの時点でかなり明確にGeForce RTX 3060との性能差が確認できており、2.5Kではほぼ分離しているという格好。性能差は明らかと言える。

◆Red Dead Redemption 2(グラフ49~55)

Red Dead Redemption 2
Rockstar Games
https://www.rockstargames.com/jp/games/info/reddeadredemption2

ベンチマーク方法はこちらに準ずる。設定はいつもと同じく

Quality Preset Level:14(Favor Quality)

である。こちらもフレームレート変動をOCATで取得している。

  • グラフ49

  • グラフ50

  • グラフ51

  • グラフ52

  • グラフ53

  • グラフ54

  • グラフ55

平均/最大/最小フレームレート(グラフ49~51)で明らかであるが、Metro Exodusと同じくRadeon RX 6600 XTの性能はGeForce RTX 3060に追いついていない。最大フレームレートの2Kこそほぼ同等だが、これはあまり性能には関係ない部分である。

フレームレート変動ではこれが顕著だ。2K(グラフ52)を見ると、Radeon RX 6600 XTも前半は健闘しているが、後半は明らかにGeForce RTX 3060に追いついていない。2.5K以上になると明確にグラフが分離し始めており、このあたりでGPUの性能がそのまま出てきた格好になる。