――YouTubeでの活動も顕著です。昨年末はYouTubeチャンネル「JARU JARU TOWER」で「100万人行くまでコントし続ける奴」を配信し、約3時間半で登録者数100万人突破しました。大台突破した心境はいかがでしたか?

後藤:当初は数日かかるだろうと考えていたので、早く終われてうれしかったですね(笑)。覚悟していた分、ちょっと拍子抜けな感じも。3日間くらいスケジュール取っていたんです。初日は深夜までやり、途中で寝るコントを挟み、次の日の朝、コント途中から始める、みたいな構成も考えていたんですけど、初日で達成できて、うれしさ・拍子抜け・ありがたさ、を感じましたね。

福徳:こんなにたくさん登録してくれるのかと、うれしかったです。でも100万人超えた後、しょうもないコントをウィニングラン的にやったせいで登録者数が減っちゃって(笑)。やばいやばいと。100万人切るところだったので、急きょ止めて。いい思い出です(笑)。

――さかのぼって2020年9月には新チャンネル「ジャルジャルアイランド(JARUJARU ISLAND)」も開設されました。複数チャンネルにしてよかったことは何ですか?

後藤:もともとやっている「JARU JARU TOWER」は1日でまとめて撮りますが、新しいアイランドのほうはちょいちょいロケをして撮る感じのものです。リアルシチュエーションでやるもので、コントによってかなり変わってくるので、両方見て楽しんでいただけると思います。

福徳:もちろん、僕らはいいと思うことしかやっていかないので、そのスタイルで今後も続けていきます。あとは見てくださる人がどう思うかですが。

――YouTubeの動画に対する反響やコメントも参考にしているそうですが、そういう意味でもYouTubeは大事ですか?

後藤:僕らよりも見ている人のほうが、僕らのネタに詳しかったりするんです。数が多すぎて覚えていられないので(笑)

福徳:でも実はYouTubeのほうが周りに左右されないんですよ。人の意見を聞き入れずに、好きなことができている。逆に周りの意見を聞いてネタ作るのが舞台の方だと思うので、どちらかと言うとYouTubeのほうがありのまま、素の僕らをそのまま出している感じですね。きっと見ている人もありのままの僕らを出してほしいと思っているはずです。