大河ドラマ出演は、『西郷どん』(2018)に続き2回目。「大河ドラマにはすごく強い思い入れがあるので、また挑戦させていただけることをすごく光栄に思います」と喜び、「初めてのときは、どう見てもすごく力が入っていたので、今回はもう少し心の余裕を持って入れるように準備しなければなと思い、浮き足立つ心を抑えることを意識しました。2回目なので少し余裕を持って入れたと思います」と語る。

また、「僕が現場に入ったのは途中からで、全体の空気感ができあがっている中に入らせていただきましたが、うれしかったのは、吉沢くんたちも気さくに声をかけてくれましたし、『西郷どん』やほかのNHKの作品でご一緒したスタッフさんたちも数多く今回またご一緒できていて、『よかったよ』という言葉も励みに。迎え入れてもらえた感じがあってありがたかったです」と共演者やスタッフに感謝。

期待していた殺陣のシーンもあったようで、「吉沢くんと高良(健吾)さんが僕の殺陣のシーンを『控え室のモニターで見てたよ』と言われて、すごく汗をかきました。『よかったです』と言ってもらえたのでそれが救いになり、優しいお二人だなと思いました」と吉沢らとのエピソードを明かした。

また、吉沢演じる渋沢の魅力を「常に前を向いている姿が素晴らしいと思いますし、いろんなことにアンテナを張って気づけるってすごいなと思います。人生において気づけないことの方が多いと思う。いろんなことに気づけるのは才能だなと思いますし、すごくおしゃべりな人物で、魅力たっぷりなキャラクター」と述べ、「前向きな姿勢などは吉沢くんとすごくリンクしている」と語った。

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