iPhoneに標準で入っている「カレンダー」アプリ。カレンダーという名前ですが、機能としては予定(イベント)を登録・管理をする「スケジュール帳」のようなアプリです。この記事では、カレンダーの基本的な活用法からGoogleカレンダーなどとの連携まで解説していきます。

  • iOS標準のアプリ「カレンダー」。ホーム画面のアイコンにはその日の日付を表示。効率的なスケジュール管理に最適です

iPhone標準「カレンダー」の便利なポイント3つ

「カレンダー」は、iPhone誕生の時からiOSと共に進化してきたアプリだけあって、シンプルながらよくできた機能が特徴です。便利なポイントとして下記の3つが挙げられます。

(1)Mac・iPad・Apple Watchで予定を一元管理

iPhoneの「カレンダー」でイベントを作成すれば、情報がiCloud経由でMacやiPad、Apple Watchの「カレンダー」にも即時反映。その逆も然りです。いつでも、どのデバイスからでも予定を確認でき、便利で確実です。

  • 「カレンダー」の情報はiCloudに保存され、どのデバイスからでも利用が可能。iPhoneを機種変更しても情報をそのまま引き継いで使えます

(2)Siriやメールとの連携でイベント作成が便利

「メール」に記載された内容からSiriがイベントを検知すると、ワンタップでカレンダーに追加。Siriに頼んで作成することも可能です。最小限の手間でイベントを作成できます。

  • メールの内容からSiriがイベントを検出し、ワンタップでイベントを登録。音声で手早く登録することも可能です

(3)場所やURL連携で情報を集約

イベント作成の詳細画面には、場所や関連情報のURLなどを入力する欄があります。「連絡先」に登録済みの会社所在地や友人宅なら、名前だけで簡単に住所入力が可能。マップからの経路検索も簡単です。関連情報の集約に最適です。

  • 住所を入力しておくとイベント詳細画面に地図を表示。手早くルート検索ができます

「カレンダー」の表示を切り替える方法

スケジュール帳は月間派? 週間派? それともバーチカル? iPhoneの「カレンダー」は、必要に応じていろいろなスタイルで閲覧できます。見やすい表示に切り替える方法をご紹介します。

年/月/週/日の表示を切り替える

  • 年/月/日表示の切り替え。画面を上下または左右にスワイプすると表示される期間を変更できます

  • iPhoneを横向きにすると週表示に。左右スワイプで週を移動できます(一部の機種は非対応)

イベントの詳細表示と一覧表示

  • 日表示でイベントをタップすると、「イベントの詳細」画面が開きます

  • 月表示の状態で上部のアイコンをタップすると、月間カレンダーの下に選択した日のイベントが一覧表示されます。もう一度タップすると戻ります

  • 日表示の状態で上部のアイコンをタップすると、この先のイベントが一覧表示されます。もう一度タップすると戻ります