Apple IDは前述のようにiPhoneやMacのセットアップ時に取得できるほか、iTunes/Apple Musicアプリやウェブサイト(https://appleid.apple.com/)からも取得できる。

  • ウェブサイトから新規Apple IDを取得したい場合は、右上の「Apple IDを作成」をクリックしよう

登録手順は以下の通り。

・「Apple IDを作成」を選ぶ
・メールアドレスとパスワード、生年月日を設定する
・クレジットカードと請求先の情報を登録する(設定を飛ばすことも可能)
・登録したメールアドレスで確認メールを受け取り、確認作業を実行

  • iPhoneを使ったApple ID作成の流れ。セットアップ中に「Apple ID」の画面になったらまだApple IDを持っていない場合は「パスワードをお忘れかApple IDをお持ちでない場合」をタップする

  • 新規に作成する場合は「無料のApple IDを作成」をタップする

  • 続いて氏名と生年月日を登録

  • メールアドレスを入力。もし既存のメールアドレスを持っていない場合は「メールアドレスを持っていない場合」をタップする

  • 新規にメールアドレスを取得したい場合は「iCloudメールアドレスを入手する」をタップする

  • iCloudメールで取得したいアカウント(@の左側の部分)を入力してアカウントを作成する。すでに使われている文字列の場合はやり直しになる

  • メールアドレスを登録したら、次はパスワードを作成する。最低8文字以上で、半角英数字と一部記号が利用可能。アルファベットは大文字と小文字を両方使用する必要がある

  • iPhoneの場合、デフォルトでそのiPhoneの電話番号を確認用の番号として登録するようになっている。確認にはSMSまたは自動音声が使われる

  • データ専用SIMなどでSMSや音声通話が使えない場合などは、別の電話番号(固定電話含む)を指定することもできる。あとは利用規約を承諾すればアカウント作成完了だ

基本的には画面の指示通り作業していけば簡単に取得できるはずだが、前述したように、子供をネット犯罪から守るという観点から、13歳未満のユーザーApple IDを取得できないことに注意しよう。子供のためにApple IDを作成する方法は別項で解説するが、先に親がApple IDを取得しておく必要がある。これは、子供にスマートフォンを買い与えるときに、親がAndroid、子供がiPhoneというケースで引っかかりやすいので気をつけておきたい。

  • 年齢登録を3回以上失敗すると、しばらく(数時間程度)IDの作成自体ができなくなるので注意しよう