褒めると誉めるの英語表現

褒めるや誉めるの英語表現には、「praise」「commend」「compliment」などがありますが、日本語の「ほめる」の使い分けとは異なります。

ここからは、それぞれの単語のニュアンスの違いを見ていきましょう。

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    英語の褒めるに当たる表現は日本語の使い分けと異なります

praise

praiseは、相手や物、業績に対して称賛するという意味の言葉です。一般的な会話では、「ほめる」と表現したい場合に使用します。

<例>

  • I praised his presentation.(私は彼のプレゼンを賞賛した)
  • He was praised for his achievement on the project.( 彼はプロジェクトでの功績を賞賛された)

commend

commendとは、相手や物に対して褒めること、公に口に出して褒めること、推薦するといった意味の言葉です。praiseと比較すると、形式的な表現といえます。commendは、例文のように使用されることが多いです。

<例>

  • My boss commended her for her work.(上司は彼女の仕事を称賛した)
  • We commend President John for his great effort.( ジョン大統領の多大な努力を称賛する)

compliment

complimentは、外見やスキルを褒める、お世辞を言うといった意味の言葉です。praiseと比べると、言葉ではっきりと伝える点や目に見えてわかることが対象である点、お世辞が含まれる点が異なります。また、名詞の慣用句が多いのも特徴です。

<例>

  • He complimented me on my jacket.( 彼は私のジャケットを褒めてくれた)
  • My boss complimented him on his great Spanish.(上司は彼の素晴らしいスペイン語を褒めた)

褒めると誉めるの違いや意味を理解しよう

日本語の褒めると誉めるの違いは、話者や主語が誰であるかということに依存しています。そのため、後輩を褒める、取り組みを誉め称える、のように意味を理解して正しく使い分けられることで、相手にも好印象を与えることが可能です。

表現豊かなビジネスパーソンとなるために、褒めると誉めるの違いを正しく理解して使い分けましょう。