ファーウェイ・ジャパンは14型モバイルノートPC「HUAWEI MateBook 14」のRyzen 5搭載モデルを2月12日に発売。先行してRyzen 7搭載モデルが販売されており、Ryzen 5搭載モデルはタッチパネル非対応だが、そのぶん価格が安く、またバッテリ駆動時間が1.7時間長いとうたう。もともとRyzen 7搭載モデルも高コスパが魅力だったが、Ryzen 5搭載モデルはさらに磨きがかけられている。
CPU、タッチパネルの有無、バッテリ駆動時間が変更
HUAWEI MateBook 14のRyzen 5搭載モデル(以下、MateBook 14 Ryzen5)は、OSにWindows 10 Home 64ビット、CPUにAMD Ryzen 5 4600H(6コア12スレッド、3.00~4.00GHz)を採用。メモリは16GB(DDR4-2666)、ストレージは512GB(PCIe接続SSD)を搭載している。
14型の液晶ディスプレイはWQHDグレアIPS液晶(2,160×1,440ドット、185ppi、輝度300cd/平方メートル、sRGB 100%、コントラスト比1,500:1)で、画面比率(アスペクト比)は書類作成やWeb閲覧に向いている3:2だ。
無線通信機能はIEEE 802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN(2×2 MIMO)、Bluetooth 5.0をサポート。インタフェースはUSB Type-C(充電、データ転送、DisplayPort、左側面×1)、USB Type-A 3.2 Gen1(右側面×2)、HDMI(左側面×1)、3.5mmヘッドホンジャック(左側面×1)を装備している。
生体認証は、MateBookではおなじみとなった電源ボタン一体型の指紋認証センサー。ケンジントンロックスロットなどの盗難防止用のスロットは用意されていない。本体サイズは約W308×F224×H15.9mm、重さは約1.49kg。56Whのバッテリを内蔵しており、バッテリ駆動時間は約12.9時間となっている。
Ryzen 7搭載モデルとスペックを比較してみると、異なっているのはCPU、タッチパネルの有無、そしてバッテリ駆動時間。メモリやストレージは削られていないので、タッチパネルさえ不要なら一般的な用途における使い勝手は大きく変わらない。