ドコモは、eスポーツ市場への本格参入も発表しました。プロリーグを立ち上げる方針です。その背景について、吉澤社長は「eスポーツは成長産業。世界では(PCや家庭用ゲーム機をおさえて)モバイルのゲーム利用がすでに半数を超えています。モバイル通信で他者と一緒にゲームを楽しむ体験は、5G時代にさらに活性化すると見ています」と説明します。
国内eスポーツの普及と拡大に向けて、VR / ARによる高臨場な視聴体験、高速大容量で快適なプレイ環境を提供していく方針。まずは、世界的に人気のバトルロイヤルゲーム「PUBG MOBILE」の国内eスポーツリーグ「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE SEASON 1」の運営を2021年2月から開始します。
続いてはスポーツの話題。卓球のTリーグと連携して、11月17日の開幕戦において新たな観戦体験を提供します。「様々な視点から臨場感ある映像を届けていきます。全映像を5Gでアップロードする取り組みは、国内のプロスポーツでは初めてとなります」と吉澤社長。CGを駆使して球速や回転数をビジュアル化する、360度解説を提供する、といったことも予定しています。
音楽ライブに関しては、現在、「新体感ライブCONNECT」を提供中。様々なアングルの高精細かつ臨場感のある映像は、アーティストからも評価されているとアピールします。B'z初の無観客配信ライブも10月31日から5週連続で開催中。