日本独自とも言われるラブホテル文化。これまで、レトロな内装などの昭和らしさが残るラブホテル、通称「昭和ラブホ」の魅力を3回に渡って紹介してきました。今回は少し視線を変え、今どきのラブホテルをご紹介したいと思います。
取材させていただいたのは東京都墨田区にある「SARA錦糸町」。
昭和ラブホはギラギラのネオンやガラス張りのお風呂など、どちらかというと男性ウケ要素が強い印象があります。一方で、SARA錦糸町は、個人的には女性目線でも楽しめるラブホ。ここ数年SNSで「ラブホ女子会」などと検索すると同ホテルがよく取り上げられていたりして、SNS映えする空間なんだなと、以前から気になっていたんです。
しかも「COUPLES HOTEL AWORD」を三年連続受賞。様々なコンセプトルームがあるのが特徴で、デートでも盛り上がること間違いなし。取材当日は、全43部屋のうち、イチオシの3部屋を拝見しました。
青春の思い出にひたる505号室
「3年B組」!? 早速ラブホテルには似つかわしくないものが出てきました。
扉を開いて中に入ってみましょう。
チャイムが鳴るよ
— *ゆなな* (@yunaaaa_a) October 22, 2020
※動画音あり推奨 pic.twitter.com/jm3Sab8aGW
すごい。教室です。なんだか急に学生時代の懐かしさがこみ上げてきました。
置いてあるチョーク・黒板消し・黒板消しクリーナーなどもすべて本物なので、実際に使うことができます。
せっかくなので、筆者も教卓の前に立たせてもらいました。学生時代の思い出がよみがえります。ここラブホテルなんですけどね……。
セーラー服や学ラン、体操服も置いてありました。
ちゃんと時間割表も貼ってあります。
よく見ると毎日、保健体育の授業が……。なんともラブホらしい内容です。ちなみに、時間割表にいる2匹のパンダは、SARAグループの公式マスコットキャラクター「あんあん」「ぱんぱん」。すごいネーミング。一度聞いたら忘れられません。
出席簿。
出席簿には、SARAグループのラブホ全店が載っています。「あんあん」と「ぱんぱん」の名前もありますね。
床にも私たちを楽しませてくれる工夫があります。
リコーダーや穴開けパンチなどの、学校の教室にまつわる物が飾られていました。
続いては、ベッドも見てみましょう。
教室らしさはないですが、とても綺麗で清潔感があります。
505号室は、学生時代に戻ったかのような気分になれる部屋でした。スイッチを押すとチャイムが流れる仕組みも新鮮。学園もののコスプレなどをするのにも、ちょうどよさそうです。
続いての部屋を紹介します。教室とは全く違う雰囲気で驚くと思いますよ~。