面接で計画性を自己PRするポイント
面接で計画性を自己PRする場合も、基本は履歴書や職務履歴書に記載する内容と同じで問題ありません。ただし、面接特有のポイントもあります。ここでは、面接で計画性を自己PRするときのポイントについて解説します。
面接では話しやすい言葉に変換を
面接での自己PRは、基本的に履歴書や職務経歴書を基に考えておきます。面接での自己PRが1分の場合、話せる文章量は300字程度です。2分の場合は600文字、3分になると900字の説明ができます。
面接用の自己PR文は、声に出して読み上げ、読みにくい言い回しを変更してください。また、自己PRを自分で話す声を録音して、計画性がアピールできているかの確認も行いましょう。
突発的な計画変更への対応方法も考えておく
面接では、自己PRの後に面接官からの質問が入ることが想定されます。計画性の場合、突発的な計画変更への対応や、計画を立てるときに何を考慮するか、といった質問があるかもしれません。
アクシデントが起こった場合の対応は、自分なりの言葉で説明できるように準備しておきましょう。また、計画を立てるときの考慮には仕事の優先順位を入れていることを説明できれば問題ありません。
計画性とセットでアピールしたい能力
自己PRで計画性を取り上げる場合は、一緒にアピールすると効果的な能力があります。いくつかをピックアップしましたので、自分に当てはまるようならぜひ活用してください。
無理なくスケジュールを立てる見積もり力
無理のないスケジュールを立てるには、作業ボリュームの見積もり精度を高める必要があります。
作業の見積もり力を高めるエピソードもあれば、一緒に説明することで、計画の完遂力に説得性を持たせることができます。
物事の優先順位を見極める能力
仕事の優先順位を見極める力も、計画性とセットでアピールしたい能力。
優先順位を理解せずに仕事を進めると、予定通りに仕事を進めてもどこかで支障が出たり、リカバリーがしにくかったりして納期が遅れる原因になります。優先順位に応じて予定を組むことができれば、より守りやすいスケジューリングが可能です。
突発的事象に対応する柔軟性と交渉力
予定を立てて仕事を進めていても、突発的事象の発生は避けられません。問題が発生したら、計画を変更するか、他部署から支援を要請して間に合わせるかなどの対応が必要です。
また、突然の仕様変更など顧客側の問題なら、顧客との交渉力も問われるもの。柔軟性と交渉力があれば、計画性をさらに補強できるといえます。