話題の「ソロループバンド」は“サイズガイド”で試着してから購入しよう
アップルが新しいApple Watchと一緒に、バックルや留め具のない新開発のバンド「ソロループバンド」を発売しました。シリコン製のソロループは4,800円(税別)、極細のシリコン糸を織り込んだブレイデッドソロループは9,800円(税別)です。
ソロループバンドは、両端をApple Watchのケースに固定し、手首をくぐらせるように装着します。装着後のサイズ調整はできないため、1段階刻みで複数のサイズが用意されたバンドから、自分にフィットする長さを事前に選んで購入しなければなりません。
Apple Storeからオンラインで購入する場合、パソコンにPDFファイルをダウンロードして、プリントアウトした紙を手首に巻き付けてソロループの最適なサイズが測れるサイズガイドが用意されています。筆者も、これを試してソロループバンドを注文しました。Apple Watchを取り扱うショップにもサイズガイドツールの用意はあるようですし、店舗によっては実機による試着もできそうなので、購入前に余裕があれば試した方がよいと思います。
人気のバンドなので、標準的なサイズの商品はApple Storeのオンラインでは注文後のお届け予定日が10月下旬以降となっています。
なお、ソロループシリーズのバンドはApple Watch Series 4以降からの対応とされています。筆者が所有するApple Watch Series 2で試したところ、ケースには問題なく装着できました。ただ、アップルが公式に対応をうたっていないということは、もしかすると時間が経つと緩んできたりと、何か非対応とする理由があるのかもしれません。
Apple Watchでたくましく健康になれる動画フィットネスコーチ「Fitness+」とは
9月に開催されたアップルのイベントでは、Apple Watch向けの新しいサービスとして「Apple Fitness+」も発表されました。年内にアメリカ/カナダ/イギリス/アイルランド/オーストラリア/ニュージーランドの6カ国から提供がスタートします。サービスの利用は月額9.99ドル(約1,000円)、または年額79.99ドル(約8,300円)のサブスクリプション方式で、無料お試し期間も用意しています。
Fitness+は、“お手本”となる動画を見ながらワークアウトを実践できるサービスです。ユーザーのiCloudアカウントにひも付けられているiPhone/iPad/Apple TVの画面にワークアウトのコーチング動画を表示しながら、同時にApple Watchで測定しているワークアウトのステータスもリアルタイム表示ができます。
ワークアウトのコーチは世界トップクラスのトレーナーが担当するほか、やる気を高めてくれる音楽を聴きながら体を動かせます。Apple Musicに登録しているユーザーは、Fitness+で気になる楽曲を簡単に保存して、ワークアウト以外の時間に楽しめるようにもなるそうです。
筆者は、watchOS 7から新しく追加された「ダンス」や「機能的筋力トレーニング」「コアトレーニング」などのメニューにとても興味を惹かれていたものの、やはりお手本がないとはじめの一歩が踏み出せないし、続けるモチベーションも沸いてこないだろうと思っていました。Fitness+は健康維持のため、何か新しいことを始めるのに最適なサービスです。とりあえず動画に字幕をつけるだけでもよいので、1日も早い日本上陸を期待したいと思います。