基本は横画面。左右スピーカーで動画視聴が◎

筆者の場合(落下損傷に備えて)すべてのスマートフォンに手帳型のケースを取り付けているが、F(x)tec Pro1はスライド式キーボードというギミックの関係で、ケースの取り付けはほぼムリだ。代わりに専用スリーブが同梱されている。

3.5mmヘッドホン端子の搭載に加えて、横画面時の左右(縦画面では上下にあたる)にスピーカーがある。本体をスライドするとディスプレイに傾斜が付くので、音楽を聞いたりビデオを見る場合、そのまま机に置いて視聴するのに適していた。

  • カバーの類が使えないので専用のスリーブが同梱されている。フロントガラスの保護フィルムも入っていた

  • キーボードを出すとディスプレイはやや上を向き、机の上に置いても両手で持っても使える。動画を見るならこの状態がよさそうだ

  • 横画面で利用する際は左右にスピーカーが配置されており、動画を見るのにいい感じだ。また3.5mmのヘッドホンジャックもある

カメラは2眼、専用のシャッターボタンも

カメラはフロントが固定焦点F2.0の8MPレンズ。リアがF1.8の12MPレンズ(Sony IMX363)に、固定焦点5MPレンズが補助に付くデュアル構成となっている。

動画視聴も「基本は横持ち」の使い方だったが、カメラも同じ。横持ちにしたときに専用のカメラボタンが付いている。一般的なコンパクトデジタルカメラ同様に半押しでピント合わせ、押しこむと撮影できる。

  • リアカメラはフラッシュライト付のデュアルカメラ。上がメインの12MPで下がサブの5MP。ズームはデジタル8倍のみで、広角レンズやマクロは非搭載

  • メーカープリインストールアプリのない「素のAndroid」。カメラアプリは「Snapdragon camera」となっていた

  • 横状態での上側(縦状態では右側面)。右からボリューム、電源、指紋センサー。一番左にあるのがカメラ用のシャッターボタンで、半押しでピント合わせ、全押しでシャッターと撮影時にお役立ち

  • 作例1。撮影した写真は割と素直な印象だ。特にモードを設定していないが背景の葉がボケている

  • 作例2。ズーム性能は上が等倍(ズームなし)で下が最大の8倍。8倍ズームは荒さも目立つが外壁の様子をよく捉えている

カメラは特に設定せずともオートでそれなりによく撮れ、発色もいい。特に横構図では専用シャッターボタンもあり、気軽にスナップを撮るのに向いていそうだ。

バンド18非対応、楽天モバイルには不向き?

SIMフリーということで、対応4Gネットワークも確認しよう。

  • FDD-LTE……Band 1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28

  • TDD-LTE……38 / 39 / 40 / 41

NTTドコモだとBand 21以外、auがBand 11 / 18 / 42以外、ソフトバンクがBand 11 / 42以外に対応している。auはBand 18が主力バンドの一つなのでややつながりにくいかもしれない。

楽天モバイルは自社エリアのBand 3には対応しているが、auローミングで使われているBand 18には対応していないので、場所によっては利用が難しそうだ。Wi-FiはIEEE802.11ac(Wi-Fi 5)対応にとどまっている。

  • キーボードを出した反対側に技適ステッカーが貼られている。技適の認定は相互承認制度を使わずに日本で取っており、日本版に追加コストがかかっているのがわかる