毛足の長いカーペットでもパワフルなRACTIVE Air POWER EC-SR5

新モデルの1つ、RACTIVE Air POWER EC-SR5は、パワフルさを重視した製品。パワー型のRACTIVE Airシリーズには2019年発売のEC-SR3Sがありますが、EC-SR5は新開発のモーターと大容量高圧バッテリーの搭載によって、EC-SR3Sと比較して約40%吸引力がアップ。さらに、重さはEC-SR3Sより300g軽い約1.6kg(パイプ・ヘッド装着時)です。コードレススティッククリーナーは2kg以下だと軽量と呼ばれるので、EC-SR5はパワーと軽さを両立しています。

  • RACTIVE Air POWER EC-SR5
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    RACTIVE Airシリーズ最強パワーというRACTIVE Air POWER EC-SR5。カラーはピンク系とシルバー系の2色。EC-AR5と同じく、EC-SR5もパイプに軽量ドライカーボン素材を採用しています

【動画】合計32ポンド(約14.5kg)のボーリング球をすばやく吸引して持ち上げるEC-SR5。EC-SR3Sでも球は持ち上がりますが、だいたい1.5倍の時間がかかっていました

EC-SR5は吸引力を強化しただけではありません。ヘッドに新開発の「倍トルヘッド」を採用し、掃除性能をさらに向上しています。倍トルヘッドの注目ポイントは2つ。

1つは、ヘッドに内蔵されたネオジウム磁石モーターの存在です。RACTIVE Air POWERは回転ブラシ用にヘッドにモーターを内蔵していますが、新開発のモーターによって、ブラシの回転数はなんと従来比で約2倍になっています。

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    2019年モデルEC-SR3Sのヘッド内蔵モーター(写真右)と、新モデルEC-SR5の新開発モーター(写真左)。新モーターは回転数がアップしただけでなく、コンパクトになっています

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    新モデルEC-SR5(写真左)と従来機EC-SR3S(写真右)のブラシ回転数を計測。EC-SR5は約4,300回転、EC-SR3Sは約2,000回転と、回転数が倍以上違います

ブラシ回転数だけではなく、ヘッド形状も変化しました。ヘッド前面のバンパーがクシ形状になることで、カーペットや毛足の長いラグの毛をかき分けてゴミを掻き出せるようになっています。メディア向け説明会の会場では、カーペットやラグを使って掃除性能の実験も行われました。

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    ヘッド前面のバンパーがクシ歯のようにギザギザ。これにより、カーペットなどの毛をかき分けられるようになりました。また、壁際のゴミも効率よく吸引できるそうです

【動画】カーペットに力いっぱいなすりつけ、さらに男性が踏みつけた毛ゴミが、EC-SR5なら一往復でキレイに掃除できました

  • RACTIVE Air POWER EC-SR5

    新製品EC-SR5(写真左側)と従来機EC-SR3S(写真右側)を使って、カーペットに絡まった毛ゴミを掃除。ヘッドを一往復させたあと、EC-SR3Sはうっすらと毛ゴミが残っているのが確認できます

【動画】毛足の長いラグに粒状のゴミをまいてEC-SR5で掃除。ヘッドを引くと、毛の奥からどんどん粒ゴミが出てきました

  • RACTIVE Air POWER EC-SR5

    毛足の長いラグに粒状のゴミをまいたあと、旧機種のEC-SR3Sでヘッドを15往復させて掃除。その後、新モデルEC-SR5で掃除をしたところ、EC-SR3Sで掃除しきれなかったゴミを捕じんできました

EC-SR5の本体サイズは幅243×奥行179×高さ,1030mm(スティック時)、重さ約1.6kg、集じん容量は0.2L。連続運転時間は、強モードで約12分、自動モードで約30分、弱モードで約45分(非モーターヘッド時は約90分)。充電時間は約80分。付属品は、バッテリー×1個、充電器、すき間ノズル、ハンディノズル、クリーニングブラシ、スタンド台、スグトルブラシ、ツールホルダー、コンパクトふとん掃除ヘッド、はたきノズルです。