シャープは7月20日、コードレススティッククリーナー「RACTIVE Air」シリーズの新モデルを発表しました。同シリーズ最強の吸引力を持つ「RACTIVE Air POWER EC-SR5」、業界最軽量の「RACTIVE Air EC-AR5X」と「RACTIVE Air EC-AR5」、そしてコストパフォーマンスの高い「RACTIVE Air EC-FR5」の4モデルです。
発売日は8月6日で価格はオープン。推定市場価格(税別)は、EC-SR5が75,000円前後、EC-AR5Xが65,000円前後、EC-AR5が55,000円前後、EC-FR5が50,000円前後となります。
業界最軽量1.2kgのRACTIVE Air EC-AR5
RACTIVE Airシリーズといえば、高性能ながら軽いのが特徴。その軽さを追求したのがEC-AR5とEC-AR5Xです。重さは本体とパイプ、ヘッドの標準装備で1.2kgと、国内向けパワーブラシ搭載タイプのコードレススティッククリーナーとしては、今のところ最軽量の製品となります。
今回の新モデルまでは、シャープが2019年に発表した「RACTIVE Air EC-VR3S」が業界トップレベルの軽さ(標準で1.3kg)でした。新モデルはこのEC-VR3Sをベースとして、延長パイプに新構造のドライカーボンパイプを採用。さらに、本体の部品点数の削減や素材の見直し、そして新開発の軽量高効率ファンモーターを採用することで、さらなる軽量化に成功。1.2kgという業界最軽量を実現しています。
実際に使ってみると、1.2kgという軽さはかなり快適。家の掃除では、階段や部屋から部屋の移動で掃除機を持ち上げることがありますが、こういった移動もストレスになりにくいと感じます。
この軽さと相性がいいのは、RACTIVE Airシリーズが2018年から搭載している「スグトルブラシ」の存在です。スグトルブラシは、ヘッドを踏んでレバーを引くだけで、パイプの先がブラシノズルに変わる機能。ノズル着脱のために、しゃがんだり腰を曲げたりといった無理な姿勢が必要ないので、床用ヘッドとブラシの切り替えがとてもスムースなのです。
軽量化しながらも、バッテリー×1個での運転時間は強モードで約9分、自動モード約23分、弱モードで約35分(モーターヘッド非使用時は約50分)と、従来モデルのEC-VR3Sより長くなっているのも好印象です。
本体サイズは幅210×奥行150×高さ985mm(スティック時)、重さ約1.2kg、集じん容量は0.13L。付属品は、バッテリー(EC-AR5は1個・EC-AR5Xは2個)、充電器、すき間ノズル、ハンディノズル、クリーニングブラシ、スタンド台、スグトルブラシ、ツールホルダーとなっています。