フル端子装備、バッテリ駆動は約7時間を実測

N1585/AALのサイズは362.4×253.8×22.7mm、重量は約2.2kg。ブルーレイディスクドライブを搭載した15.6型ノートPCとしては、十分モバイル用途にも活用できる重量に収まっています。

  • パッケージには、本体以外に、ACアダプター、電源ケーブル、マウス、説明書が同梱されています

なお「Battery report」コマンドで調べたところ、バッテリーの設計容量は36,000mWhと表示されました。光学ドライブを搭載しているぶん、あまり大きなバッテリーを搭載できなかったわけですね。スペック上のバッテリー駆動時間は約7時間(JEITA測定法Ver.2.0)とされています(実測時もほぼ同等。ベンチマークの章のスコアもご参照ください)。

インターフェイスは、USB Type-C 3.1×1、USB Type-A 3.0×2、HDMI、LAN(RJ45)、ヘッドセット端子を用意。光学ドライブを搭載しているため、すべてのインターフェイスが左側面に集中しています。本製品にはワイヤレスマウスが同梱されていますが、有線マウスが使いづらいからかもしれません。なお、USB Type-C端子が、USB Power Deliveryや映像出力に対応していない点も留意しておいてください。

デザイン的には天面、キーボード面がフラットで、表面の質感も良好です。一方、ディスプレイのベゼル、底面は強化プラスチック製でシボ加工が施されています。フルアルミボディのような高級感はありませんが、トータルとしてはスマートなデザインに仕上がっていると感じました。

  • N1585/AALのカラーはネイビーブルー一色。本体色ごとに天面のLAVIEロゴのカラーが変わります

  • 本体底面。底面は強化プラスチック製でシボ加工が施されています。少し安っぽいかわりに、手脂などは目立ちません

  • ディスプレイ上部には、HD解像度(720p)のWebカメラとWindows Hello対応顔認証カメラが搭載されています

  • 視野角についてスペック表に記載はありませんが、IPS液晶搭載モデルでもあまり広くないというのが率直な感想です

  • N1585/AAL のWebカメラ(720p)で撮影した写真です。室内光のみですが、比較的明るく撮影できていますね

  • キーボードは103キーのテンキー付き日本語仕様。キーピッチは19mm、キーストロークは1.7mmが確保されています

  • 本体前面(上)と本体背面(下)。排気口は本体背面に設けられています

  • 右側面にはブルーレイディスクドライブとセキュリティーロックスロット、左側面には電源端子、LAN(RJ45)、HDMI、USB Type-C 3.1×1、USB Type-A 3.0×2、ヘッドセット端子が配置されています

  • 筆者自身はあまり利用しませんが、映像ソフトを観たり、音楽CDから曲を取り込む機会が多い方には必須装備と言えます

  • ACアダプターは専用品。電源ケーブルも含めた実測重量は231.5gです

  • ACアダプターの型番は「A13-045N1A」。仕様は、入力が100-240V~1.3A、出力が20V 2.25A、容量が45Wです

  • 同梱されるワイヤレスマウスのサイズは実測約100×55×34mm、重量は実測81g。単3電池1本で駆動します

強い打鍵でもたわみを感じないキーボード

N1585/AALを一通り試用してみて一番印象的だったのがキーボード面の剛性。ディスプレイを開くとキーボード面に適切な角度が付くリフトアップヒンジ機構も快適ですが、相当強く打鍵してもたわみを感じない剛性の高さが頼もしいです。

前述の通りキーピッチは19mm、キーストロークは1.7mm確保されているので、フルスピードで快適に文字入力できるキーボードだと思います。数字入力にテンキーが役立つのは言うまでもありません。

キーボード面右上に置かれた独立ボタン「ソフトボタン」もよいですね。デフォルト設定ではサポートアプリ「LAVIEアプリナビ」が起動しますが、任意のアプリを自由に割り当てられます。初心者には「LAVIEアプリナビ」をワンキーで呼び出せるのは安心感が高いですし、中上級者にも常用アプリを素早く呼び出せるソフトボタンは重宝するはずです。

  • ディスプレイの最大展開角度は約134度。ディスプレイを開くとキーボード面にタイピングに適切な角度が付くリフトアップヒンジ機構が採用されています

  • キーボード面の剛性はかなり高め。強く打鍵してもたわみはほとんど感じません

  • キーストロークは1.7mmが確保されており打鍵感は良好。ただし打鍵音は少し大きめです

  • 電源ボタン左に「ソフトボタン」が用意されています

  • ソフトボタンを押すと、標準設定では「LAVIEアプリナビ」が起動します

  • ソフトボタンで起動するアプリは自由に設定可能です