Siriや電話の着信時、画面が真っ暗にならなくなった
使い勝手の向上としては、「Siriの起動や電話の着信の際に画面がブラックアウトしなくなった」という点も挙げられます。
これまで、Siriを起動したり電話がかかってきた際は、画面全体がブラックアウトし、作業途中の画面が見えなくなってしまいました。iOS 14では、Siriの回答は画面の最上段に、電話の着信は通知のように上部に控えめに現れる形になり、作業直前の画面が残ったままになりました。ちょっとした変化ですが、スマートさは明らかに高まりました。
背面タップでさまざまな機能を呼び出す機能も搭載
ユニークなところでは、背面を指でトントンとタップするとさまざまな機能が呼び出せる機能が追加されました。2回連続のダブルタップ、もしくは3回連続のトリプルタップで、それぞれ異なる機能が呼び出せます。
呼び出せる機能は、SiriやSpotlight、コントロールセンター、音量の上げ下げ、消音、通知センター、拡大鏡、上下へのスクロールなどが用意されており、手の小さな人では操作しづらいコントロールセンターや、押し間違いやすいスクリーンショットなどが便利に使えると感じました。
標準では機能がオフになっているので、「アクセシビリティ」→「タッチ」→「背面タップ」をオンにし、それぞれ好みの機能を割り当てれば設定できます。