カメラアプリ、待望の露出補正機能が追加!

iPhoneで利用する人の多いカメラアプリも進化していました。

特に注目したいのが、撮影時に明るさを調節する「露出調整」(露出補正)の機能が加わったこと。画面の上にある矢印アイコンをタップすると現れる「±」のアイコンをタップするとゲージが現れ、ゲージを+方向にスライドさせれば明るく、逆に-方向にすると暗く調整できます。調整は1/3段単位で-2~+2段の範囲でできるなど、一般的なカメラと同じ仕様なのがうれしいところ。日ごろカメラを使い慣れている人ならば、「逆光気味なので+2/3段補正すれば期待した明るさになるな」という具合に直感的に調整できます。

  • 画面の左(縦位置撮影時は上)にある矢印アイコンをタップすると現れる機能アイコンの中に、「±」の表示を持つ露出調整のアイコンが加わった

  • 露出調整のアイコンをタップすると、シャッターボタンの左(縦位置撮影時は上)に露出補正のゲージが現れ、スワイプ操作で調整できる。被写体が黒っぽいと、自動露出ではどうしても実際よりも明るくなりすぎてしまう

  • マイナス方向に露出を調整すると見た目に近くなり、黒が引き締まってきた

これまでも、画面をタップしたあとに上下にスワイプさせれば明るさを調整できましたが、しばらくすると明るさが元に戻ってしまい、使い勝手は決してよくありませんでした。その不満が解消され、狙い通りの写真が撮りやすくなるでしょう。

「設定」→「カメラ」→「設定を保持」で「露出調整」の項目をオンにしておけば、露出調整の値も確認できるアイコンが常に表示され、そこをタップすればワンタッチで調整できるようになります。臨機応変に露出補正をしたい人は、あらかじめ設定を変えておくのがよいでしょう。

  • 「設定を保持」で「露出調整」の項目をオンにすると、露出調整のインジケータが常に表示されるようになる

  • 左下に見えるのがインジケータ。これをタップすれば一発で露出調整が呼び出せるほか、露出調整の値が常に確認できるメリットもあるので、表示させる設定が断然オススメだ