タクックは、基本的に炊飯器
ホットクックが「電気無水調理鍋」というのに対し、タクックはあくまで炊飯器。ふっくらとおいしいごはんが炊き上がります。高級炊飯器のような凝ったおいしさには届きませんが、充分おいしいと思えました。
さて、ランチのおかずに作ってとても満足度が高かったのがキャベツ焼売です。クッキングプレートにひき肉と調味料を入れ、市販のカット野菜をのせたあと、米と水を入れた本体にセット。調理時間目安は45分です。
できあがったキャベツ焼売は、硬くならずにふわりとした食感。肉汁たっぷりでジューシーでした。タクックのクッキングプレートはブラウンの落ち着いた色合いなので、そのまま食卓に出しても違和感がありません。下ごしらえもクッキングプレートの中ですませてしまえば、洗い物を格段に減らせるのもうれしいポイントです。
タクック:スープ+おかずが手軽に
タクックには、2種類のおかずを同時に調理するレシピも紹介されていました。たとえば、クッキングプレートで「バジルチーズチキン」、内鍋で「レンズ豆のミネストローネ」を作るとい具合です。手間なく2品のおかずを作れて大満足です。
一人暮らしの自炊ならタクック、ちょっと料理に慣れたらホットクック
炊飯器としての基本機能+おかずが作れる「タクック」は、キッチンスペースに制約があり、いろいろな調理家電を置けない一人暮らしなどにオススメ。タクックのレシピは、調味料と食材を入れて炊飯ボタンを押せばいいため、料理初心者や調理を簡単にすませたい人にぴったり。また、ごはんをよく食べるという人にも、タクックのほうが満足度は高いと思います。
一方のホットクックは、無水調理、発酵、低温調理なども可能です。専用アプリを使えば、あとから調理メニューを増やすこともできますし、煮詰め機能も備えています。調理の幅が広がるので、料理に慣れた人や、いろいろと料理にこだわりたい人にオススメ。
ホットクックはとにかく野菜をおいしく調理できて、個人的にホットクックで作ったスープ、ミートソースは絶品です。パスタやパンなど、ごはん以外の主食もよく食べる人にも向いています。
ホットクックもタクックも、手軽におかずが作れるという点で魅力なアイテム。手間なく充実した自炊には頼もしい味方です。リモートワークで自炊が増える方、一人暮らしの方、料理の手間を少なくしたい方などなど、ぜひチェックしてみてください。