最新スマホが半額になる
ソフトバンク「トクするサポート+」

トクするサポート+の特徴
●24回の分割払い(全48回払いで24回分免除)
●2020年3月27日以降に発売した機種が対象
●特典Aと特典Bの2つの方法を選べる
●特典Aでは端末回収後、次の端末購入が必要
●特典Bでは端末回収のみ

ソフトバンクの「トクするサポート+」は、48回払いで対象端末を購入し、25カ月目に新端末を購入することで、残り24回分の分割支払金を免除するというものです。「特典A」と「特典B」の、2つの免除方法があります。

特典Aの支払免除の条件は、新規端末を購入することと、旧端末の回収です。回収時には査定があり、水濡れや故障、画面割れといった基準を満たさない場合は、22,000円の料金を支払う必要があります。12カ月使えば買い換えられる「1年買い替えオプション」も用意され、13カ月目以降は24回目までの残債を支払うことで、25回目以降の残債を免除して新規端末に買い換えることができます。

  • トクするサポート+の特典A。96,000円の端末を購入する場合、本来2,000円/月×48回払い(=96,000円)のところ、2,000円/月×24回(=48,000円)支払えば、残りの48,000円が免除になる

特典Bは新規端末の購入を条件とせず、端末購入13カ月目以降に、旧機種を回収するだけのものです。その場合、残債の支払いは継続しつつ、同社の査定による端末買い取り価格分のPayPayボーナスが支払われる形になります。トクするサポート+は2020年3月27日以降に発売した機種が対象で、発売後13カ月経っていないため、現状はどの程度の査定額になるかは不明です。

  • トクするサポート+の特典B。13カ月目以降に旧機種をソフトバンクに送ると、同社が査定した買取価格分のPayPayボーナスが支払われる

例えばAQUOS R5Gの場合、ソフトバンクオンラインショップでは本体価格129,600円です。トクするサポート+を利用した場合、2,700円の分割金で48回払いになります。24回目の支払い時点で、累計支払額は64,800円となり、残債64,800円を残して返却することが可能です。

25回目では支払免除を利用しない場合、そのまま48回目まで分割支払いを継続し、途中で新機種購入・回収を行えばその翌月以降の分割払いが免除されます。対象は3月27日発売以降の機種からですが、それ以前の機種は「トクするサポート」(月額390円のプログラム利用料が必要)が適用されます。

端末代金は高めで、48回という長期の契約という点は気になるところです。とはいえ、1回ごとの支払い額は少なく、24回時点での支払い額も少なくなるのはメリット。一方で、買い替えない場合の残価が最も多くなるため、24回目での買い換えが事実上必須かつ、下取りがPayPayボーナスという点で、PayPay加盟店でしか使えないという点も気になるところ。こちらもauと同様、現金の方が助かるのは間違いありません。

トクするサポート+対応端末(2020年4月7日時点)
ソフトバンク スマートフォン
●AQUOS R5G●ZTE Axon 10 Pro 5G
iPad
12.9インチiPad Pro(第4世代)、11インチiPad Pro(第2世代)
各キャリアのAQUOS R5Gの端末代金と、端末購入補助プログラム適用金額
端末代金 標準の支払い金額 免除金額
スマホおかえしプログラム
(ドコモ)
106,172円 70,781円 35,391円
かえトクプログラム
(au)
129,145円 74,405円 54,740円
トクするサポート+
(ソフトバンク)
129,600円 64,800円 64,800円