レコーダー感覚で使える見逃し番組視聴

見逃し番組視聴では、日付から見たい番組を探す「配信カレンダー」や、NHKがさまざまなトピックごとにまとめた「プレイリスト」といった機能が用意されています。

アプリの画面下に並ぶメニューから「配信カレンダー」を選ぶと、サムネイル付きの見逃し番組のリストが表示されます。NHK総合とEテレで放送された番組を過去7日間まで振り返ることが可能で、ビデオレコーダーのような感覚で便利に使えそうです。

見逃し番組を「プレイリスト」から探す場合は、ハッシュタグごとに分類された番組からたどっていくと、興味のあるテーマを深掘りできます。ハッシュタグは「#新型肺炎」のようにいま関心の高いトピックスを毎日更新しながら並べていたり、または「#ニュース」「#ドラマ」「#エンタメ」などの番組ジャンルによって分類される固定のハッシュタグもあります。

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    ハッシュタグをたどって見たい番組の検索もできます

「#新型肺炎」のようなトピックスごとに分類されたプレイリストの中から放送時間に注目すると、ニュース番組がまるごと1本含まれているものから「1分」単位の短い映像もあります。NHK総合で放送されているメイン時間帯のニュース番組(朝・正午・ニュース7・ニュースウオッチ9)はヘッドラインが細かくチャプター分けされているため、たとえば番組内で放送された分単位の「新型肺炎の話題」も細かくチェックできます。

ジャンル別プレイリストの「#ドラマ」を選択すると、ドラマ番組だけでなく、番組宣伝から出演者が登場したバラエティやドキュメンタリー特集などが一覧に並びます。

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    親子で楽しめるEテレの見逃し番組も充実

「キーワード」から任意の言葉で番組検索することもできます。ただサービス開始当初はあいまい語検索に対応していないそうで、例えば「ニュースウオッチ9」の数字を「ナイン」と片仮名で入力したり、全体を平仮名入力にしてしまうとヒットしないことがあるとのこと。説明員は、サービス開始後に報告を受けた改善点などは早めに対処したいと話していました。

なお、見逃し番組を見ている最中に警報が発令された場合は、同時配信のニュース放送に切り替わります。送られてきた警報が不要な場合は見逃し番組再生に戻ることも可能です。

ほかにも、NHKプラスのユーザーに面白い番組を知らせたい場合、番組に素早くアクセスできるリンクをメールやSNSで共有する機能があります。番組単位だけでなくシーン単位でも共有できます。

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    アプリにはキーワード検索の機能もあります

1契約で「最大5画面」まで利用可能、外部出力はできない

NHKプラスでは、1つの放送受信契約に対して発行されるIDは1つですが、例えば一つ屋根の下に暮らす家族どうしが別々に楽しみたい場合も考えられるため、1契約あたり「最大5画面」までの同時視聴を可能にしています。

たとえばiPadの画面をSplit Viewで2画面表示にして、Safari(ブラウザ)とNHKプラスアプリを左右に開いて見ることも可能ですが、この場合は1台で「2画面」を使用しているとカウントされます。

親元を離れて一人で暮らす学生がNHKプラスを利用することも考えられますが、部屋に地デジチューナー搭載のテレビを置いた場合は、当人が新たにNHKの放送受信契約の手続きを済ませ、自身の契約にひも付けてNHKプラスを利用してほしいと呼びかけています。

なお、NetflixやYouTubeのアプリはホームネットワークに接続しているスマートテレビにWi-Fi経由でキャスト出力できますが、NHKプラスは有線ケーブルによる出力も含めて、テレビやチューナー非搭載のモニターで視聴できないように設計されています。