オーダーの要となる採寸
会員登録を終えたら計11箇所の採寸がスタート。まずはネクタイを締める頻度などを確認しつつ首周りを測ります。続いて肩幅、ゆき丈、腕周りなどに降りていき、胸回りに移行。その後腕を組んで腰回りから下を採寸します。さりげなく体形変動の幅などが確認されます。
次に実際にスラックスやジャケットのサンプルを着用し、ベースとなる型を決め、体勢を変えながらさらに採寸と微調整を行っていきます。この際、着心地やスラックス丈の長さの希望を出すことも可能です。こうして15分〜30分ほどで採寸の全工程が終了となります。
生地選びのポイント
それではオーダースーツの生地を選んでいきましょう。FABRIC TOKYOでは素材、色、パターンの組み合わせで500種類を超える生地を取り揃えています。
オーダー初心者には、数が多すぎて目移りしてしまいます。そんな時は、恥ずかしがらずFABRIC TOKYOのスタッフに確認しましょう。
今回対応頂いた金崎さんにおススメを聞いてみたところ、人気の高い「FABRIC TOKYO MODEL X」「Authentic」「COMBAT WOOL」の3モデルを挙げてくれました。
FABRIC TOKYO MODEL X
ウールに特殊ポリエステルをブレンドし、ビジネスからプライベートまで使える機能性の高い生地で、価格も抑えられています。シワになりにくく、ストレッチ性があり、耐久性にも優れるため、普段使いに便利だそうです。
Authentic
FABRIC TOKYOでも特に人気の高いモデルで、メリノ種のスーパーファインウールを100%使用した発色の良い生地。ほどよい光沢感もあり、ビジネス・パーティともに使える定番の1着で、ナチュラルストレッチ加工も行われているそうです。
COMBAT WOOL
ウールに、ポリエステルとCORDURAを加えた摩擦に強い生地。ウールの風合いを残しつつも高い耐久性を誇るため、ラフに使用してもスレを気にせず着ることができます。自転車通勤の方やバックパックを愛用する方にもオススメとのこと。
今回のオーダーコンセプトを考慮し、装いを新たに、ドレスアップを目指して「Authentic」を選択しました。
なお、最大10種類まで生地サンプルをネットから注文することも可能です。無料でメール便発送されるので、購入前に生地の質感や色の確認をしたい方はぜひ利用してください。