◆ Borderlands 3(グラフ7~9)
2K Games
https://borderlands.com/ja-JP/
今回新規に追加したゲームがこちら。Epic Gamesでの配信である。立ち上げたら(Photo10)まず「オプション」から「ビジュアル」を選ぶ(Photo11)。初期設定ではこんな画面(Photo12)であるが、ここで
ディスプレイ・モード:フル・スクリーン
解像度:指定(2K/2.5K/3K/4K)のもの
垂直同期:オフ
を選び(その他の項目はそのまま)、適用を掛ける。
ついで詳細タブ(Photo13)に移動し
グラフィックAPI:DirectX12(β)
全体的な品質:中
とする。ちなみに全体的な品質は「とても低い/低/中/高/ウルトラ/バッドアス」から選べるが、ためしに高にしてみたところ、GeForce GTX 1660では2Kでもちょっと苦しかったので、今回は中で行っている。
以上で設定は終わりなので、ベンチマークタブに移動、レポートの種類を詳細にして「ベンチマークを開始」を押すと勝手にベンチマークが行われ、結果がレポートファイルの形で出力される(ベンチマーク終了後のレポート画面は無く、「最新のベンチマーク・レポート」に前回の結果が示されるだけ)形だ。
ということで実際の結果を見てみたい。まずグラフ7がOverallである。解像度が3K~4Kだと性能差はあまり見られないが、2K~2.5KだとGTX 1660 Superは5%程度の性能底上げが見られるのがお判りかと思う。ちなみにこのグラフ7における最大/最小だが、フレームレート変動からそれぞれ最大値と最小値の99パーセンタイルを取って示している。
もう少し現実的に、で実際Playableな性能なのか? ということで、2K及び2.5Kにおけるフレームレート変動をグラフ8と9に示してみた。2KだとGeForce GTX 1660でも80fps程度を余裕でキープしているのでまずプレイに困ることは無いが、2.5KだとGeForce GTX 1660が50fps前後(時として50fps未満に落ちる)なのに対し、GeForce GTX 1660 Superは60fps近くを維持しており、50fpsを切る事はまずない。そういう意味では、描画品質が中で良ければ、GeForce GTX 1660 SuperはBorderlands 3を2.5Kでプレイできる程度まで性能が底上げされた、としても良いだろう。
◆ F1 2019(グラフ10~12)
Codemasters
http://www.codemasters.com/game/f1-2019/
設定方法はこちらの"F1 2019"の項目を参照してほしい。描画品質もUltra Highのままである。
ということでまず結果(こちらも最大/最小値は99パーセンタイルである)をグラフ10に示すが、GeForce GTX 1660 Superではそれなりに性能の上乗せがある。まぁ上乗せがあるからといって、3Kでプレイ可能か? と言われるとかなり厳しく2.5Kどまりではあると思うが、その2.5Kでのフレームレート変動(グラフ12)を見ると、こちらもBorderlands 3同様にGeForce GTX 1660は時として50fpsを切り、平均でも60fpsには達しない程度なのに、GeForce GTX 1660 Superではほぼ60fpsが維持できている感じで、余裕が出た感じである。勿論2K(グラフ11)はどちらでも60fps超を維持しているから、2Kのレベルでは有難みは少ないだろうが、それ以上を求める時に差が見られる、という感じだ。
◆ Far Cry New Dawn(グラフ13)
UbiSoft
https://ubisoft.co.jp/fcnd/
設定方法はこちらの"Far Cry New Dawn"の項目を参照の事。ちなみに描画プリセットだが、さすがにUltraは厳しすぎたため、今回はNormalに落として実施している。
結果はまぁ見ての通りで、概ね2.5Kまでは実用範囲と思って良いかと思う。こちらも10%とは言わないまでも5%強の性能向上がほぼ解像度全域で確認できた。