新ウォークマンは完成度の高い音質が魅力!

通常のAndroid端末は、音楽再生時のボリュームは設定の中にある「メディアの音量」から段階的に調整できます。新しいAndoridウォークマンのA100とZX500は、Android標準のメディアの音量よりも後ろに位置する内部回路に「マスターボリューム」を別途設けているため、最大120段階できめ細かく、そしてパワフルな音を再生できることも大きな特徴です。

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    A100シリーズのマスターボリュームの画面

ウォークマンにプリセットされている「W.ミュージック」アプリには、音楽再生中に懐かしのカセットテープが回る様子をスクリーンセーバーとして画面表示できる新機能が備わっており、A100シリーズとZX507のどちらでも楽しめます。カセットテープのインデックスに楽曲タイトルとアーティスト名が表示されるギミックも、カセットテープの頃からウォークマンに親しんできたファンの愛着をくすぐります。

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    W.ミュージックアプリの右上からメニューを開き、「再生画面にカセットテープを表示」にチェックマークを入れて再生画面のまま一定時間待つと、カセットテープ画面が表示されます

最新ウォークマンは、音質の面ではこれまでのAシリーズ、ZXシリーズの完成度を軽々と超えてきました。特にA100シリーズはコンパクトで軽く、Spotifyなどの音楽配信サービスのコンテンツをストレージにキャッシュして聴けるので、スマホと2台持ちをしてでも使う価値のある音楽プレーヤーだと思います。

次回はAndroidウォークマンならではの多彩な機能や、ハイレゾ以外の音ものコンテンツも楽しみながら、最新機種の使い勝手をより深いところまで検証してみたいと思います。