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――2017年からは「SUSHI☆BOYS」というコンビ名でYouTubeも開設されて海外に向けてイタズラ映像などを発信されていますが、登録者数も30万人を超えましたね。

大村:ゆっくりゆっくり上がっている感じですね。

――海外への意識は?

藤田:海外の向けて始めたけど、ふたを開けてみたらほとんど日本人っていう。

大村:でもネット上は何が起こるかわからないので。1個ずば抜けてすごい600万再生くらいされている映像があるんですけど、最初は日本人で再生回数が増えたんですけど、そのあとまた増えたときがあって、調べたらインドでバズっていたという変な現象がありました。

藤田:なので何があるかわからないですけど、鼻息荒くやるというより、楽に楽しんでやっていけたら。

大村:そうですね。それで伸びてくれたらうれしいです。

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――改めてお互いにすごいなと思っているところも教えてください。

大村:彼の魅力は人間性。恥ずかしいことも全部さらけ出すという人間力。だれでもいいのになんでそれお前食らうの!? っていうのも彼だし(笑)

藤田:大村はしっかりしていますね。しっかり者で計画性あるから、段取り踏んでいろいろやってくれるのがありがたいなと思います。

――小・中の同級生のお二人ですが、コンビ円満の秘訣はなんでしょうか?

藤田:言いたいことを溜めずに言っているからじゃないですかね。

大村:そうですね。不満を持ったままやるのが一番怖い。そういう関係はいつか爆発してしまうので、なんか嫌だなと思ったらそのときに解決するようにしています。

――最後にコンビとしての目標をお聞かせください。

藤田:このスタイルのまま年を取るだけだよね? このまま変わらず年を取る!

大村:年取るほどより笑えてくると思うんですよね。中学生ノリみたいなのをおっさんがずっとやっていたら微笑ましいじゃないですか。漫才にしろイタズラにしろ。もう44歳で十分笑える年なんですけど、55歳とかでイタズラして「テッテレー!」「愛くるしいな」とか、漫才でキャッキャやっているのが理想形ですね。

藤田:そうですね。だから“老い”がほしい。見た目の老いが出てはっきりおじさんがやっているほうが面白いと思うので、老いは来ているんですけど、もっとわかりやすいおじさんになりたいです。

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■プロフィール
トータルテンボス
大村朋宏(1975年4月3日生まれ、静岡県御殿場市出身)と藤田憲右(1975年12月30日生まれ、静岡県御殿場市出身)によるお笑いコンビ。吉本興業所属。小学校・中学校の同級生。ともにNSC東京校3期生で、1997年4月にコンビ結成。結成当初はコントが中心だったが、2000年頃から漫才中心に変更し、「ハンパねぇ!」などのフレーズで知られている。『M-1グランプリ2007』準優勝、『爆笑オンエアバトル チャンピオン大会』(2008)優勝など数々の大会で実力を発揮。『くさデカ』(テレビ静岡)、『げなパネ!』(長崎放送)、『トータルテンボスのぬきさしならナイト!』(東北放送)など、地方のテレビやラジオでも活躍している。