――コンビ結成当初は歌ネタというスタイルではなかったですよね?
江口:最初は漫才・コントを普通にやっていました。
――歌ネタに変えたきっかけは?
森:『あらびき団』(TBS系)で「ほかにネタは?」と言われて披露したのがきっかけですね。
――そのときの反響で手応えを?
江口:同じ下ネタでも歌に乗せると違うなと。
森:それまでやっていたコントも漫才も、振り返ってみると下ネタだったんですけど、歌を通してお届けするとお客さんの反応が違うと知りました。
――歌ネタの力ですね。下ネタを始めたきっかけは?
江口:生まれたときに“イチモツ”がついていた時点から俺の下ネタ人生は始まっていました(笑)。
森:保育園からの付き合いですけど、ずっとエロいです。
――昔から下ネタで盛り上がっていたんですね?
江口:僕はけっこうマセていたんですけど、森はそういうのには疎くて。
森:家庭も厳格で、自分の家庭環境にエロが存在しなかったですから。テレビで濡れ場のシーンがあると、親父の咳払いとともにチャンネルが変わっていましたね。
――それは意外です! 今、下ネタをやられていてお父様は大丈夫ですか?
森:「良かったんじゃないか」って言っていました。「お前らのは下品だけどさわやかで見られる」って(笑)。
江口:森の家はむっつり家系なんですよ。親父さんも中国人パブが大好きで。
森:本当にそうです。親父と東京に遊びに来たとき、夜飲みに行こうって五反田に行ったら、もう1軒行こうって中国人パブに連れていかれて、そこで女性からちやほやされて鼻の下を伸ばしている顔を見たとき、親父めっちゃスケベじゃないかと思いました(笑)
――森さんにもしっかりとそれが受け継がれていると考えると、やはりお二人が一番輝くものが下ネタなんですね。
江口:それしかないんですよ。ほかに面白いものがわからない(笑)
森:やっぱりワクワクしますよね!