つゆ焼きそば
「スープが見た目ほど濃くなく程よい味付けだった」(男性/41歳/埼玉県/官公庁/公共サービス関連)
B級グルメとしてテレビでも紹介された黒石名物のつゆ焼きそば。ソース焼きそばに出汁をかけて食べるご当地グルメだ。最初はあっさり、食べてるうちに焼きそばのソース味が鰹出汁にしみ出し、和風出汁とソース味が融合してできる不思議なおいしさを味わえる。コンビニでも販売されており、そのモデルにもなった創作料理店蔵よしのつゆ焼そばは、プリップリの海老天ぷらが4尾と、サクサクの舞茸天ぷらが入っているのが特徴。お店によって様々なアレンジが楽しめる。
いちご煮
「フルーツのいちごではないお吸い物」(男性/35歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等)
青森県階上町の郷土料理である「いちご煮」は、ウニとアワビを使い潮汁に仕立てたお吸い物。磯の香りと大葉の香りが豊かで、見た目にも上品な、晴れの日一番のお吸い物として親しまれている。 乳白色のスープに沈むウニの姿が、朝霧の中にかすむ野いちごのように見えることから、この名が付けられたそう。階上町では、毎年7月下旬の2日間“いちご煮祭り”が開催されている。
せんべい汁
「せんべいの食感がおいしい」(64歳/岩手県/電力・ガス・エネルギー/公共サービス関連)
「せんべい汁」は、肉や魚、きのこ、野菜などで取っただし汁に、小麦粉と塩で作られた南部せんべいを割り入れて煮込む青森県南部地方の郷土料理。青森県南部地方は、夏にヤマセ(冷たい東風)の影響で稲作に厳しい気象条件であるため、雑穀やそば、小麦を使った料理が多く、せんべいもその一つ。汁物用のせんべいは、煮込んでも溶けにくく、まるでアルデンテのような食感を味わえる。
けの汁
「懐かしい味がする」(女性/39歳/青森県/サービス/事務・企画・経営関連)
「けの汁」は、大根、にんじん、ごぼう、山菜や豆腐を細かく刻んで煮込み、味噌やしょうゆで味付けした具だくさんの汁物で、青森県津軽地方を代表する郷土料理。昔、小正月に、お嫁さんが実家に戻りゆっくり休む間、家族が食べるものに困らないように大鍋いっぱいに「けの汁」を作り、里帰りしたといわれている。地域によって具材や味付けは様々。家庭の味を楽しめる一品だ。
知っているものや懐かしく感じるものはあっただろうか。日本一のリンゴの生産量を誇るとあって、アンケートではリンゴを使った商品が多く寄せられた。郷土料理や地元ならではのグルメなど、青森だからこそ食べられる料理は多く存在する。青森に行く機会があるときは、食べてみてはいかがだろうか。
調査時期: 2019年7月10日~11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 520名
調査方法: インターネットログイン式アンケート