4A Games
https://www.metrothegame.com/

今回から追加したのがこちら。発売日は2019年2月である。ただ、このタイトル、当初Steamで配信予定だったのが、途中からEPIC Game Storeに変わったりするなど、ちょっとバタついた感じもあった。

さてベンチマークであるが、従来のMetroシリーズ同様に、こちらもインストールディレクトリにベンチマークツールがインストールされている(Photo25)。

  • Photo25:ベンチマークツール起動直後の様子。RTX/Extreme/Ultra/High/Normal/Lowの6種類のプリセットが標準で装備されている。それはいいのだが、このプリセットを一覧から消す方法が見当たらない。なので、いまは読み込んだプロファイルを実行したあとRTXを実行しようとして「ハードウェアが無い」(Ray Tracing Onが実行できない)として終了するという、なんか変な動かし方になっている

これを起動して、設定を変更して後は自動で動かすだけである。今回のテスト環境であるが、このNormalプリセットを利用し、解像度を2K/2.5K/3K/4Kに変更したものを、それぞれNormal_1920.mbcfg/Normal_2560.mbcfg/Normal_3200.mbcfg/Normal_3840.mbcfgというファイル名でプロファイルをまず保存し、次いで保存した4つのプロファイルをファイルから読み込んで実行を行う形だ。ちなみに実行は解像度あたり3回(一番下のRunsを3に設定)とした。

ということで結果であるが、平均フレームレート(グラフ17)では傾向こそ同じながら、Radeon RX 570が意外に健闘。2KではGeForce GTX 1650程度だが、4KだとGeForce GTX 1660と同等の性能になっている。これは最大フレームレート(グラフ18)や最小フレームレート(グラフ19)でも同じであり、Far Cry 5の傾向をさらに拡大した様になっている。

ただ現実的に利用可能な解像度は? というと、GeForce GTX 1660 Tiですら2.5Kはちょい厳しく、GeForce GTX 1650/Radeon RX 570は2Kでも60fps切りだから、もう少し描画オプションを緩めないと実用に耐えないということになる。