【片道3時間】教科書で見たあのスポットへ
新幹線や在来線で3時間あれば、さまざまな場所に行けちゃいます。東京では味わえないご当地グルメや見どころのある大自然に出会えること、間違いなしでしょう。ここまで遠出するとなると、移動の最中にも窓から広がる景色を楽しめますよね。電車の中でも楽しめるように、本やゲームなど、暇つぶしの道具もお忘れなく。
大山千枚田(千葉県) で大自然に溶け込む
大山千枚田は、日本の棚田百選の認定を受けている、約3.2ヘクタールにわたる千枚田です。東京から一番近い場所にある棚田としても有名ですね。特に人気なのが、田植え前の田んぼに水が張られる春ごろ。新緑の緑に囲まれた田んぼを見学しようと、たくさんの人が訪れているそうです。
とはいえ、春以外の時期でも、風に揺れる青々とした稲穂や稲が実ったころも見どころが満載。秋から冬にかけては、「棚田のあかり」というイベントがあり、約1万本のLEDキャンドルの光に彩られた幻想的な千枚田を鑑賞することができますよ。
大山千枚田保存会
住所 : 千葉県鴨川市平塚540
開館時間 : 9:00~16:00
休業日 : 火曜日
アクセス : JR鴨川駅からバス金束行き「釜沼」下車後徒歩20分
鴨川大山千枚田の基本情報 (千葉県公式観光物産サイト)
明石 (兵庫県)で新鮮なタコを食べ歩き
瀬戸内海に面した場所に位置する明石では、その日に水揚げされたばかりの魚介が昼頃には飲食店や市場などに並びます。明石海峡の潮流の中で育った魚介のうち、名産の明石鯛や明石ダコ、穴子は明石を代表する名物となっています。
明石では、明石鯛や明石ダコの刺し身、タコ飯、干しダコ、タコの天ぷらなど、さまざまな調理法で作られたメニューを楽しめます。また甘辛いタレで味付けた肉厚の焼き穴子もおすすめです。
新鮮な料理を味わったあとは、ふわっとした食感がおいしい明石焼きも忘れずにどうぞ!
明石観光協会
住所 : 兵庫県明石市
青森 ねぶたの家「ワ・ラッセ」で「ねぶた祭り」を疑似体験
青森といえば、毎年8月の第一週に開催されるねぶた祭りが有名です。祭りの時期以外でも青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に行けば、時期を問わずにねぶたの雰囲気を味わうことができます。ワ・ラッセは、ねぶたの掛け声「ラッセラー」が由来なのだとか。
施設には、ねぶたの歴史についての紹介や実物の作品の展示されているほか、実際の祭りと同じ跳人(はねと : 踊り手のこと)の体験コーナー、ねぶた囃子を盛り上げる太鼓や鉦(かね)を生演奏できる体験コーナーも! ねぶたの熱気をリアリティたっぷりに体感できそうです。
ねぶたを体験したあとは古川市場に立ち寄り、自分好みのネタを選んで作る海鮮丼でお腹を満たすのもいいですね。
ねぶたの家『ワ ラッセ』(青森市文化観光交流施設HP)
住所 : 青森県青森市安方1-1-1
開館時間 : 9:00~19:00 (5月~8月) 、 9:00~18:00 (9月~4月)
休館日 : 1月1日、8月9日~10日、12月31日、
入館料 : 大人600円
アクセス : 青森駅からから徒歩約1分
富岡製糸場 (群馬県)で日本の「ものづくり」を学ぶ
2014年に世界文化遺産として認められてから、海外からの観光客も数多くやってくるようになった富岡製糸場は、日本で最初に造られた器械製糸の工場です。現在も1872年の開業当時のままの繰糸所、繭(まゆ)倉庫などがほぼそのまま残っています。
日本の絹産業に大きく貢献した富岡製糸場は、石や鉄、木、レンガ、瓦などから構成されていますが、日本と西洋の素材や技術を融合させた建造物としても非常に見ごたえがあるものとなっています。
より詳しく知りたい方は、解説員によるガイドツアーも開催されているのでコチラに参加ができるか事前に確認しておくとよいでしょう。
世界遺産・国宝「富岡製糸場」(富岡市観光HP)
住所 : 群馬県富岡市富岡1-1
開館時間 : 9:00~17:00(最終入場 16:30)
休館日 : 12月29日~31日
見学料 : 大人1,000円
アクセス : 上州富岡駅から徒歩約9分
花巻(岩手県) で「SL銀河」に乗車
花巻と釜石間を運行する「SL銀河」は、1940年(昭和15年)に製造され岩手県内の線路や釜石線を実際に走っていたC58形蒸気機関車です。引退後は公園に展示されているだけでしたが、釜石線にちなんだ宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の世界観を内装や外観に施し「SL銀河」として復活しました。毎年4月下旬~9月下旬までの期間、実際に乗車することができます。
釜石行き下り路線の、花巻~遠野の区間では、はなまきコンシェルが宮沢賢治の作品を朗読するイベントもおこなわれています。ノスタルジックな機関車に乗りながら宮沢賢治の物語に浸ってみてください。
花巻観光協会
SL銀河(JR東日本「のってたのしい電車」)
運行区間 : JR東日本 花巻駅~釜石駅
いざ、日帰り旅行へ
以上、東京から電車で出かける日帰り旅行のおすすめスポット20選をご紹介しました。忙しい毎日の合間の休日に、ちょっと足を伸ばして息抜きしに出かけてみてください。
「日帰り旅行」スポットはまだまだあります!
せっかくの休日には、仕事のことは忘れてリラックスしたいものです。とはいえ、毎週の休日を行きなれた場所で過ごすのはちょっともったいないかも?
そんなときにおすすめなのが「日帰り旅行」。マイナビニュース編集部では、都内から日帰りで行けるスポットを調査! 電車で行けるスポットや、混浴スポット、上京したての人におすすめのスポット……などなど、さまざまな場所を紹介していますので、こちらも合わせてチェックしてみてください。
【合わせて読みたい】 : 「日帰り旅行」についての記事はコチラ
休日はしっかりと休んで、エネルギー満タンで仕事に向かいましょう!