Razerの「Basilisk Essential」は、多彩なカスタマイズ機能を備えた有線ゲーミングマウス。高い品質を備えつつ、実売価格6,000円台と、ゲーミングマウスとしてはリーズナブルな価格が特徴だ。
前回までに紹介したゲーミングマウスと同様、本製品も外観は一般的なマウスと大差ないオーソドックスなデザインで、それゆえビジネスユースにも支障はない。今回はこの製品をゲーム用途ではなく、主にビジネス用途で使用することを想定したレビューをお届けする。
違和感のない右手専用有線マウス
本製品は側面に2つ、さらにホイールの手前に1つボタンがあり、左右ボタン、ホイールボタンと合わせて計6つのボタンを備える。実はとある“隠し機能”があり、正確には6ボタンマウスではないのだが、これについてはのちほど詳しく紹介する。
外観については冒頭でも述べたように、ビジネス向けのベーシックなマウスと言ってもおかしくないデザインだ。手のひらが当たる位置にあるマークが動作中に点灯するのが、唯一と言っていいギミックだ。ボディは左右非対称で、左手では利用できない。
接続方式はUSBで、有線接続のみ。ケーブルを抜いてBluetoothなどで無線接続できるような機能はない。最近のゲーミングマウスは、無線での接続に対応する製品も増えつつあるが、本製品はあくまでも有線対応ということになる。