ひとつは耳栓タイプのカナル型イヤホンなので、周囲を騒音に囲まれるような場所でも音楽リスニングを妨げられない高い遮音性が確保されていることです。

S/M/Lの3つのサイズが揃うイヤーピースで装着感を調整しながら、最適なフィット感と外からのノイズの侵入を許さない、あるいは聴いている音楽を外に漏らさない高い遮音性が得られます。

  • Galaxy Buds レビュー

    イヤーピースとウィングチップをS/M/Lの3サイズから交換可能

でもそんなに遮音性が高いということは、反対に音楽を聴いている時に外の音が聞こえなくなって困ることもないのか不安に感じるかもしれません。Galaxy Budsは専用アプリの設定メニューから「周囲の音」に入って機能をONにスイッチすると、音楽を聴いている最中にも本体のマイクを使って外部の音を常時モニタリングする機能が使えるようになります。さらに細かく周囲の音を取り込むレベルを決めたり、人の声にフォーカスして聞き取りやすくする設定も選べます。

  • Galaxy Buds レビュー

    イヤホンに内蔵するマイクで周囲の音を取り込める機能もアプリから選択が可能

さらにイヤホンのタッチパッドリモコンを長押ししている間だけ、再生中の音楽のボリュームを落として、マイクで拾った外の音をモニタリングできる「クイック周囲音」の機能もあるので、イヤホンを使う状況に合わせて安全・安心な音楽リスニングを楽しむことができます。

もうひとつはホワイト / ブラック / イエローと、3色のカラーバリエーションが揃っていることです。Galaxy S10/S10+の本体色にも自然にマッチすると思います。

対応機器が増えてくると便利なワイヤレス充電

ワイヤレス充電ができるスマートデバイスは今年に入ってからまた一段と数が増えてきました。Galaxyシリーズのスマートフォンも、2015年に発売されたS6/S6 edgeから対応しています。アップルのiPhoneも、2017年発売のiPhone 8/iPhone Xからワイヤレス充電が可能です。

1台のスマホしか持っていない場合、充電パッドは置き場所を取るし、今まで通りケーブルを使って充電した場合と手間は変わらないのではと思うかもしれません。筆者もそう思っていました。

ところが最近になって、私の他に家族もワイヤレス充電に対応するスマホを持つようになり、よく使っている完全ワイヤレスイヤホンのいくつかを1台のワイヤレス充電パッドを使い回せるようになると、ワイヤレス充電は意外に便利なものだと思うようになりました。