Android TVを採用、Googleアシスタントの音声操作も

スマートOSのプラットフォームには、すべての4K BRAVIAがグーグルのAndroid TVを採用。A8GとX8000Gを除くすべてのシリーズはソフトウェアの改善により、Netflixなどオンライン動画配信サービスの起動時間を大幅に短縮しました。

番組表や入力ソース切り替えのユーザーインタフェースもブラッシュアップ。本体に付属するリモコンは赤外線で通信する電源、チャンネル送りの操作以外は、無線電波方式で行えるようになり、ボタン操作への感度が向上しました。リモコンの先端をテレビに向けなくても操作できます。

Googleアシスタントの音声操作は、テレビ本体に常時スタンバイのマイクを内蔵するA9GとX9500Gシリーズがハンズフリー操作に対応します。その他のモデルはリモコンに内蔵するマイクに向かって話しかけるタイプ。Chromecast built-in機能は引き続きサポートします。

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    A9Gシリーズは常時スタンバイ状態のマイクを内蔵。「OK グーグル」のトリガーワードをリモコンを使わなくてもハンズフリーで検知します

A8GとX8000Gを除くすべてのシリーズは、アップルのストリーミングプラットフォームである「AirPlay 2」に対応したことで、iPhoneやiTunesからホームネットワーク経由で動画・写真をテレビにミラーリングして視聴ができます。ほかにも、アップルのスマートホーム向けプラットフォームの「HomeKit」にも本体ソフトウェアのアップデートにより対応を予定。iPhoneのSiriに話しかけてブラビアの電源、音量、入力切替などの操作が音声を使ってコントロールできるようになります。

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    A9Gシリーズのリモコン。Googleアシスタントはリモコンのボタンからでも操作ができます

画質・音質の向上以外にも、より直感的に操作できるようになったユーザーインタフェースなど、2019年のBRAVIAは4K放送対応のほかにも実感を伴うであろうグレードアップを遂げていました。2011年に国内で地上デジタルテレビ放送への完全移行が実施されてから、早くも8年になろうとしています。4K放送の開始、東京オリンピックなどを契機にわが家の大画面テレビを買い換え・買い増ししても良い時期が訪れていると思いますので、このあたりで新しいBRAVIAの実力を真剣に吟味してみてはいかがでしょうか。

店頭で実機をチェックするときにはぜひ、ディスプレイ周辺のベゼルが狭くなって、テレビ本体もスリムになったことから、従来テレビを設置していたスペースにより大きな画面の4Kテレビが置けるようになっていることにご注目ください。65インチ台のテレビをわが家に導入することがもう夢ではないかもしれません。

ギャラリー

  • 4K有機EL BRAVIA・A9Gシリーズ

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