個性派ぞろい! 現行一眼レフカメラ5選
続いて、現在入手できる低価格一眼レフカメラ5機種を紹介しましょう。いずれも個性派ぞろいで、「とにかく安く買いたい」「雨のなかでも撮りたい」といった要望にも応えてくれるはずです。
キヤノン「EOS Kiss X10」 ライブビュー撮影時のAF性能を向上
4月25日に販売を開始する最新モデルで、「EOS Kiss X9」の後継となります。最新の画像処理エンジン「DIGIC 8」を搭載することで、ライブビュー撮影時のオートフォーカス性能を高めたのが特徴。撮像エリアの最大88(横)×100%(縦)の広い領域でオートフォーカスが合うようになったほか、人間の瞳を認識してピントを合わせる瞳AFにも対応しました。瞳AFはサーボAFにも対応しており、人が動いてもピントを合わせ続けます。新たに、4K動画撮影にも対応。「一眼レフでも積極的にライブビューで撮りたい」と考える人がいる家族にとって、より魅力的な一台になりました。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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EOS Kiss X10 ボディー | 76,000円前後 |
EOS Kiss X10 EF-S18-55 IS STM レンズキット | 85,000円前後 |
EOS Kiss X10 ダブルズームキット | 114,000円前後 |
キヤノン「EOS 9000D」 Kissの名前を外したこだわりの入門機
キヤノンの一眼レフ入門機の最上位モデル。EOS Kiss X9iをベースにした機種で、基本性能はEOS Kiss X9iとほぼ同じながら、EOS Kiss X9iにはない背面のサブ電子ダイヤルを装備。さらに、上面には情報表示パネルを設け、EOSの中級機並みに使い勝手を高めました。EOS Kissを買いたいけれど“Kiss”という名前でためらっていた人にもおすすめ。ダブルズームキットのお買い得感の高さに注目です!
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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EOS 9000D ボディー | 100,000円前後 |
EOS 9000D EF-S 18-135 IS USMレンズキット | 112,800円前後 |
EOS 9000D ダブルズームキット | 108,000円前後 |
キヤノン「EOS Kiss X90」 兄弟機種の引き立て役!?
一眼レフEOS Kissの末っ子モデル。画素数こそ上位機種と同じ2400万画素クラスですが、連写速度が3コマ/秒と比較的遅いうえ、背面モニターも固定式。画像処理エンジンが旧世代なこともあって、最高感度もISO6400と控えめ。像面位相差AFも非対応です。価格がさほど変わらないEOS Kiss X9のほうが内容的に断然お買い得で、本機を積極的に選ぶ理由は見当たりません。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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EOS Kiss X90 ボディー | 50,000円前後 |
EOS Kiss X90 EF-S18-55 IS II レンズキット | 58,000円前後 |
ニコン「D3500」 小型軽量ボディーの末っ子
ニコンの一眼レフカメラのローエンドモデルながら、イメージセンサーや高感度画質は上位モデルと同じ実力派。重さも400g強と軽く、小型軽量ボディーを重視するなら注目です。ただ、上位モデルのD5600と価格差が小さいのが留意点。D5600は、D3500にはないバリアングル液晶やWi-Fiを搭載しているので、両者の価格を比較しながら検討すべきでしょう。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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D3500 ボディー | 50,000円前後 |
D3500 18-55 VR レンズキット | 60,000円前後 |
D3500 ダブルズームキット | 80,000円前後 |
リコー「PENTAX K-70」 入門機では珍しい防塵防滴構造の実力派
ペンタックスブランドの一眼レフカメラでは入門機に位置づけられる製品ながら、防塵防滴や-10度までの耐寒といったタフネス構造が特徴の実力派モデル。ボディ内手ブレ補正機構やバリアングル液晶など、充実した装備も魅力です。また、かつては高級機だけの装備だった視野率約100%のファインダーを搭載しており、ファインダーの見え具合にこだわる人は注目。シックなシルキーシルバーもラインアップしています。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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K-70 ボディー | 58,000円前後 |
K-70 18-50REキット | 72,000円前後 |
K-70 18-135WRキット | 77,000円前後 |
K-70 300WズームREキット | 118,000円前後 |