初心者におすすめの一眼レフカメラ3選
まず、価格や性能のバランスに優れるおすすめの低価格一眼レフカメラ3機種を紹介しましょう。機種選びで悩んでいるならば、この3機種に絞って比較検討してみるとよいでしょう。
キヤノン「EOS Kiss X9」 小型軽量でも上位機種譲りの画質&装備
- 上位機種と画質は同じ、装備もほぼ同等ながら小型軽量で安い!
- 像面位相差AFでライブビュー撮影も快適
- ホワイトとシルバーの明るいカラーもラインアップ
一眼レフEOS Kissの主力モデルです。上位機種「EOS Kiss X9i」と同じ画像処理エンジンや撮像素子を採用しており、画質は同等。像面位相差AFに対応した「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載しており、快適なライブビュー撮影ができます。EOS Kiss X9iとの違いは、測距点が9点と少なく、連写速度が最高5コマ/秒に抑えられているぐらいですが、そのぶん小型軽量でだいぶ安いのが魅力です。ズームレンズ2本付きで税込み7万円台で購入できるダブルズームキットが断然おすすめですが、ホワイトとシルバーのカラーはレンズキットのみとなっているのが残念なところ。
ライブビュー撮影のピント合わせを高速化したり、4K動画撮影を搭載した後継モデル「EOS Kiss X10」が4月下旬に登場しますが、価格を考えるとしばらくEOS Kiss X9が売れ筋となりそうです。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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EOS Kiss X9 ボディー | 61,000円前後 |
EOS Kiss X9 レンズキット | 65,000円前後 |
EOS Kiss X9 ダブルズームキット(ブラック色のみ) | 80,000円前後 |
キヤノン「EOS Kiss X9i」 動きのある被写体の撮影に向く入門機
- 動く被写体も撮りやすい45点AF、6コマ/秒の高速連写
- 幅広い撮影が楽しめる高倍率ズームレンズのキットも用意
- ダブルズームキットのお買い得感が満点
一眼レフEOS Kissの上位モデル。上で紹介したEOS Kiss X9と比べて測距点が45点と多いうえ、連写性能も少し高いので、動いている被写体も撮りやすくなっています。グリップも深めで握りやすい構造となっています。EOS Kiss X9iのレンズキットは高倍率タイプの「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」なので、レンズ交換をせずに広角から望遠まで対応できるのがポイント。ただ、ダブルズームキットのお買い得感がとても高いので、選ぶならダブルズームキット一択といえます。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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EOS Kiss X9i ボディー | 88,800円前後 |
EOS Kiss X9i EF-S18-135 IS USM レンズキット | 130,000円前後 |
EOS Kiss X9i ダブルズームキット | 87,000円前後 |
ニコン「D5600」 望遠撮影を重視する人におすすめの入門機
- スマートフォンに画像を簡単転送できる「SnapBridge」
- 小型軽量ボディーながら握りやすいグリップ
- レンズキットのラインアップが充実、望遠撮影に向くキットも
ニコンの一眼レフ入門機の上位モデルです。スマートフォンとの連携機能「SnapBridge」に対応しており、撮影した写真をスマートフォンに順次転送できるのが便利。ISO25600の最高感度や5コマ/秒の連写速度など、入門機ながら上位機種譲りの撮影性能を持ちます。グリップのえぐりが深くなっていて持ちやすいのもおすすめポイント。ダブルズームキットの望遠ズームレンズは70-300mmとなっており、EOS Kissシリーズの55-250mmよりもより大きく写せます。レンス交換が煩わしいと感じる人は、高倍率ズームレンズ付きの18-140 VR レンズキットがベスト。
製品のバリエーション | 実売価格(税込) |
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D5600 ボディー | 77,500円 |
D5600 18-55 VR レンズキット | 85,000円前後 |
D5600 18-140 VR レンズキット | 90,000円前後 |
D5600 ダブルズームキット | 82,000円前後 |