同梱物は本体、説明書、USB充電器、USB-Cケーブルのみ。特にアクセサリー的なアイテムは入っていません。
しかし今回の試作機を貸し出してくれた天空は、GPD Pocket2に専用ポーチ、液晶保護フィルム、ステレオイヤフォン、SDメモリーカードリーダー、GPDロゴ入り液晶クリーナー、日本語キーボードシールなどをセットにして販売しています。GPD MicroPCにも、なにかしら購入特典が追加される予感がギュンギュンします。
キーピッチは実測約11mm、タッチタイピングは至難の業
キーピッチは実測約11mm。キーとキーが密接しているので、よほど正確な位置把握能力を持ち合わせた方でないと、タッチタイピングはキビシーです。基本的にはキートップの印字を見ながらタイピングするキーボードでしょう。
GPD MicroPCは、まずサイズありきで開発されたUMPCであり、基本の入力スタイルは親指入力なのだと思います。つまりキーボードは緊急避難的に使うという位置づけなのでしょう。フルスピードで長文入力したいときは、折り畳み式の携帯キーボードなどを活用すると割り切ってもよいのでは?
ディスプレイのsRGBカバー率は驚きの98.1%
ディスプレイの色域はいい意味で予想を裏切られました。カラーキャリブレーション機器「i1Display Pro」で計測したところ、sRGBカバー率は98.1%と高い数値を記録しました。ワタシはここ数年多くのノートPCで色域を計測してきましたが、広色域をアピールしていないデバイスでsRGBカバー率が98%を超えているのは珍しいです。カラーキャリブレーション機器で色域をしっかり調整すれば、写真や動画の色チェックにも活用できますね。