こちらは、中国のハイセンスがブースに展示した「A6」はデュアル・ディスプレイのスマホです。4月にヨーロッパ、中国で発売予定。価格は400ユーロ(約5万円)を予定しているそうです。

  • ハイセンスのダブルフェイス「A6」

ひとつ白状しますと、私は去年もMWCに出展するハイセンスのブースに訪れて、こちらの前世代の機種を取材していたことをすっかり忘れていました。レポートはこちらです。ハイセンスは2017年から1年ペースで、片側にE Ink社の電子ペーパーを搭載するデュアル・ディスプレイのスマホをシリーズ化してきたそうです。こちらは第三世代のモデルになります。

  • 電子ペーパーと有機ELディスプレイの組み合わせ

昨年取材したモデルは液晶+電子ペーパーでしたが、新製品のA6は6.0型の有機ELディスプレイになりました。SoCはクアルコムのSnapdragon 660。12MPのメインカメラに、インカメラ(OLED側)は16MP。64GBのストレージにmicroSDカードを搭載。ミドルレンジクラスのスマホとしては申し分ないスペックです。

  • メニューからAndroid OS側をどちらに表示するか決められます

スタッフに訊ねてみました。「でも電子ペーパー側って使えるアプリとか限られているから、結局そんなに用途はないんですよね?」。

「いえ、この表裏スイッチアイコンをタップするとほら、Android OSの画面がそのまま電子ペーパー側で表示されて、カメラやYouTubeなどもそのまま使えるんですよ」。おお、これもちょっと欲しい! クレジットカードは(以下略)!?

  • おお、これは! カメラまで使える!! 一気に物欲高まる