使う前に、まずはWindowsの「Sモード」の解除です。Surface GoにはWindows 10(Sモード)という、Microsoft Storeのアプリのみが使用できるOSが搭載されています。しかし、それでは秀丸が使えません。ブラウザの変更もできないため、Google Chromeも使えません。そこで早速、Sモードを解除することにしました。

MicrosoftのWebサイトを見ると、「Microsoft Store で "S モードをオフにする" (またはこれに似た名前) のページが表示されたら、[入手] ボタンを選択」とあります。そこで「Sモードをオフ」でStoreを検索したのですが、ヒットしません。英語版では「Switch out of S Mode」と呼ぶことを知ったので、「switch」で検索したところ「S モードをオフにする」がヒットしたので入手しました。もしかすると、「S」の後にスペースを入れるなどすればよかったのかもしれません。

  • Sモードの解除はWindows Storeから行います

Sモードを解除して自分好みにカスタマイズ

Sモードさえ解除できれば、自分が普段使用しているソフトをインストールすることができます。Surface GoのCPUはPentium Gold 4415Yなので、クラウド同期やRAWデータの現像など重い処理をするとき遅く感じましたが、その後は快適です。ストレージが128GBと少し物足りないのですが、不足したらmicroSDを購入することにします。

  • Sモードを解除し、ソフトをインストールしました

Signatureタイプカバーのキーボードは強く打つとペコペコとたわみますが、それは慣れれば気になりません。Surface Penについてはまだこれから使い込む段階なのですが、検知能力は高そうです。

また、購入前に心配していたポイントのひとつに、膝の上に載せてキーを打つことができるかどうか、がありました。試してみると、そこはSurfaceの中でもっとも小さなSurface Go。ちゃんと打つことができました。ただ、私は身長が163cmと女性にしては背が高いほうなので、小柄な方は店頭で試してみることをオススメします。

  • バンドルされているOneNoteにSurface Penで書いているところです

  • 膝の上に乗せたところ。視界はこんな感じになります

  • 膝の上に乗せたところを横から見たところです。キックスタンドを置く奥行きが必要です

Surface Goを便利に使える2つのアイテム

そして波に乗り遅れていた私は、パソコンの搭載ポートがUSB Type-Cひとつ、という初めての環境に備えて、SDカードスロットとUSB 3.0 Type-A端子を持つハブを購入しました。

さらに、USB Type-Cで本体を充電できるモバイルバッテリーも使ってみたいな、なんて夢を抱きまして、USB PD(Power Delivery)対応充電器も物色。「cheero Power Deluxe」をお借りして使っています。ただ「cheero Power Deluxe」は約368gと重量感があるため、普段使いというよりは、バッテリー不足が予想される日だけ持ち運ぶことになりそうです。

  • USB PD対応充電器でSurface Go本体を充電できます

Surface Goはとにかく軽いので、使わないかもしれないけれど持っておきたい日にも気軽に持ち歩けるし、普段の仕事環境がそのまま使えるので買ってよかったと思っています。そういえば、買ってしばらくスマホネイティブよろしくタッチパネルをタッチするのを忘れ、トラックパッドを使っていたので、これからはムリしてタッチしていくことを固く誓います。