SF作品に登場する音声で人間をアシストするロボットは、現在のスマートスピーカーの原点と言っていい存在です。そのひとつ、映画「2001年宇宙の旅」に登場するコンピュータ「HAL 9000」の形状を模したスマートスピーカーがクラウドファンディングサイトIndiegogoでお披露目されました。
これはHAL 9000の特徴である円形カメラをそっくりそのまま再現した公式ライセンス製品で、単体ではBluetoothスピーカーとして、壁面取付用のコンソールと合体させればAlexa搭載のスマートスピーカーとして、利用できることが特徴です。
残念ながら音声についてはオリジナルとは異なるようですが、外観はまさにHAL 9000そのもので、赤い目を光らせることもできるなど、ファン垂涎の逸品となっています。スマートスピーカーの成熟により、こうしたSF作品に登場するガイドロボットを模したモデルは、今後増えていくのかもしれません。ちなみに今回のモデルはクラウドファンディングでの人気を受け、9月からは一般販売も行われるようです。