――普段はどんなものを作られるんですか。
撮影に入る前までは、カレーを作るくらいだったんですけれど、『ルパパト』が決まった去年の12月くらいから、透真の役作りとして料理を意識しました。最初のころの料理シーンでは、緊張もあってうまくできなかったので、普段から料理に慣れようと思って、いろいろと作り始めたのがきっかけで、料理が好きになりました。第23話をやったことで専門的なテクニックを教えてもらって、とても楽しかったですね。実際に自分で作った料理が美味しかったらうれしいし、みんなに喜んでもらえたらもっとうれしいですし、相乗効果で、有意義な時間を過ごすことができました。
――第20話から新たにレギュラーとして加わった元木聖也さん演じる高尾ノエルは、ルパンレンジャーでありながらパトレンジャーでもあるという、超クセ者キャラとして話題を集めていますが、元木さんを迎えられたときの印象はいかがでしたか。
元木くんとは『ルパパト』の現場でクランクインする前から、ルパンレンジャー、パトレンジャーの6人と一緒に遊んでいて、楽しい時間を過ごしました。そんなこともあって、7人になってもチームワークはすごくいいと思います。第23話もノエルと透真のエピソードですからね。僕たちが撮影開始から今までの半年間、あっという間だなあと思っていたらノエルが加入してきて、彼にとってここから最終回までの半年、おそらくあっという間に過ぎてしまうのかな、なんて話をよくしています。長いようで短い撮影期間ですから、改めて僕たちも気合いを入れて頑張っていきたいと思っています。
――ノエルはルパンコレクションをはじめ、今まで謎だったことについて何かを知っているようなそぶりがありますし、これから先の展開で、謎がいくつか解明されていくのかもしれませんね。
まだわからないことがたくさんありますしね。僕たち自身、毎回の台本をもらって読むのが、本当に楽しいです。
――これまでの撮影で、特に印象的だった出来事があったら教えてください。
いろいろなことがありましたからね……。やはり透真がメインとなったエピソードの第16話、そして第12話「魔法の腕輪」のことが思い出深いです。第12話では初めてワイヤーアクションをやらせていただいたんです。
――ルパンコレクションを持って逃げた中学生の少年・勇気を追いかけるシーンですね。快盗のコスチュームでヒラリと華麗に舞う姿がとてもよかったですが、高いところに吊り上げられたりするのは大丈夫なんでしょうか。
それはもう、全然平気です。これからもどんどん高いところから飛んでみたいと思いますので、期待していてほしいですね。