ボーカルのatsukoとギター&キーボードのKATSUの2人組ユニット「angela」。数々のアニメやゲームの主題歌を担当する2人が、メジャーデビュー15周年を記念したライブイベントの模様が、2018年7月15日(日)にWOWOWにて放送される。
「angela 15th Anniversary Live!!」と銘打たれた15周年記念ライブは、山梨・河口湖ステラシアターにて、5月19日に開催。本ライブでは、angelaが歩んだ15年の軌跡を辿るように、1stアルバムから最新アルバムまでの楽曲が散りばめられ、さらに7月18日リリースの新曲「SURVIVE!」や、「BLAZE」などの未発表曲が一足早く披露されるなど、幅広いファンを魅了する珠玉のライブとなった。
そこで今回は、本ライブの放送を記念して、angelaの2人に、15周年記念ライブをあらためて振り返ってもらった。
――あらためて、デビュー15周年記念ライブはいかがでしたか?
KATSU 本当に晴れて良かったです。ライブの選曲も演出も完全に晴れ想定だったのに、一週間前からずっと雨予報。心配しすぎて、お天気アプリを2つも入れました(笑)。
atsuko でも当日はすごく晴れてくれて。
KATSU セミが鳴くくらいの晴天で(笑)。本当に天気だけが心配でした。
――KATSUさんやatsukoさんは、雨男とか雨女みたいなものはありますか?
KATSU atsukoが"太陽神"と呼ばれ出しました。以前、野音ツアーをやったときも雨予報が晴れになったので、「atsukoさん、晴れ女だね」とか言っていたんですけど、今回のが決定打になって、太陽神に(笑)。
――デビュー15周年記念ライブを開催することになった経緯を教えてください
atsuko 毎年、5月21日のデビュー記念日近辺には、ライブに限らず、何らかの形でファンの皆さんと一緒にお祝いできる機会を作ってはいたのですが、やはり15周年となるとちょっと特別感があるじゃないですか。なので、15周年はライブをしたいねって話になったとき、ちょうどステラシアターが空いていて。今回で2回目なんですけど、前回がすごく気持ちよくて、素晴らしかったので、その成功体験もあって、もうこれはライブをやるしかないでしょうってことになりました(笑)。
――河口湖ステラシアターはどういった会場なのでしょうか?
KATSU 野外ステージなんですけど、実は屋根が可動式になっていて、屋根を閉めると、室内ホールになるんですよ。
atsuko だから、最悪、雨が降っても何とかはなるんです。
KATSU あと、ステラシアターのスタッフの方がとてもすばらしくて、あれやりたい、これやりたいといったことを全部「いいですよ」と言ってくださる。それこそ、都内の会場だとありえないレベルで。最近では、ステラシアターでライブをするアニソン系の方も増えているのですが、一度やるともう一度やりたくなるとみんなが口を揃えるくらい素敵な会場です。
atsuko 河口湖ステラシアターの周りは、いわゆるザ・観光地なわけですよ。富士山もあるし、いろいろなスポットもある。デビューして15年も経つと、ファンの方もちょっとした大人になっているじゃないですか。そういった方たちが、車で来て、余裕があれば一泊して、ライブの翌日に河口湖周辺を観光する。そんなプラスアルファを楽しんでもらえる会場でもあります。
KATSU 町自体もすごく協力的で、angela仕様の臨時電車を走らせてくれたりもして。ヘッドマークもangela、中吊りもangela、アナウンスもangelaみたいな。
atsuko 一時間くらいずっと喋っていたよね。一般の方も乗ってくるんですけど、みんなでangelaの歌を歌いましょうって言って、車内でカラオケを流したり(笑)。
KATSU 河口湖からステラシアターまでの間にあるお店も、ポスターを貼ってくれたり、『アホガール』にちなんでバナナの安売りをしていたり。町全体がウェルカムムードで、本当にうれしかったです。