POGGY氏「大変面白いお仕事でした。僕はよく珍しいスニーカーを買ったりするのですが、特にマニアではないので、クツ単体より、その日のファッション全体でコーディネートできるスニーカーが好きなんです。
時計も同じで、やっぱりモノにこだわるというより、全体で見たときにどういうシーンで着けるか、どうコーディネートするかが大切だと思っている。そういう主張が伝わるブースにしなるよう心がけました」
そんなPOGGY氏の左腕には、発売されたばかりのフルメタル「GMW-B5000TFG-9JR」(35周年記念モデル)が。G-SHOCKは「結構持っているんですよ」とのこと。
POGGY氏「やはり定番のスクエアケース、DW-5600が好きです。映画『スピード』で、キアヌ・リーブスが着けていたモデルですね。あとはグラフィティアーティストのFUTURAが別注したDW-6900とか。
僕は3ピースのスーツを着るときがあるんですけど、そのときは5600初代モデルのバンドを外して、懐中時計のチェーンを着けて使ったりします。懐中時計なんだけど、よく見るとG-SHOCKという(笑)。僕、こういうキャラクターなんで、キメすぎるのはあんまり好きじゃないんですよね」
投影されるスライドを見ながら、それぞれのコーディネートについて解説するPOGGY氏。司会者から「今後、G-SHOCKとUNITED ARROWS & SONSがコラボするとしたら?」との質問に、次のように答えました。
POGGY氏「カシオさんはモノ作りに対してすごく真面目な会社で、そこがすごくよいところ。実は10年くらい前から、こういうのはできないかと僕からも質問や提案をさせていただいています。
たとえば、スニーカーだと最初から中古加工された商品があるじゃないですか。あれは使い込んで汚れても気にならなかったりするんですけれど、G-SHOCKも10年くらい使っているとすり減ったり傷が付いたりして、それがカッコいいんですよ」
POGGY氏「僕はデニムとかもボロボロで味が出ているのが好きなので、最初からすり減っているG-SHOCKはできませんか、とカシオさんに要望を出したりしています。
ちなみに、今年の秋ですね、Beauty&Youthから5600系で別注モデルの予定があるみたいです。どうか楽しみにしていただければ。UNITED ARROWSもカシオさんと進めている話があるみたいですし、UNITED ARROWS & SONS でも何かできたらいいですね」
最後に思わぬ新情報も飛び出した今回のスペシャルトークショー。ビジネススーツにも合うフルメタルウオッチ「GMW-B5000」の登場や、新機軸のユニークなコラボレーションモデルが続々リリースされる流れと合流するかのようなUNITED ARROWSとのブース出展と、G-SHOCKがファッションとしての幅をさらに広げていく、そんな予感と期待を十分に感じたイベントでした。