シュバッ……ュバッ!(拍手)
平澤氏 : 何とも見事かつ豪華なショットでした。さぁ、ここからは、関浩太郎プロと関雅史プロにも解説に入っていただきましょう。お二人とも「関」という名字ですが、ひょっとして……。
関(浩)プロ : 兄弟でも親戚でもありません。皆さんに聞かれるんですけど。
関(雅)プロ : 僕ら名字も同じで、仕事も同じ。実は年齢も一緒なんですよ。
平澤氏 : じゃあ、どちらも関プロだとややこしいので、雅史プロはキューピープロと呼ばせていただきます。では、まずはHOLE19というアプリから紹介していきましょうか。
堀氏 : HOLE19は、ポルトガルのソフト会社が提供しているアプリで、GPSがコース上の現在地を計測して、残り距離を画面に表示します。世界177カ国、41,000以上のゴルフコースをカバーしており、世界を股にかけてゴルフをする人にはうってつけですね。海外への旅行や出張のついでにゴルフも楽しみたい、という方にもおすすめ。初めてのコースでも、現在地からグリーンまでの距離が常にわかります。AndroidとiPhoneに対応しています。
関プロ : 画面が非常にシンプルで見やすいですね。数字が縦に3つ並んでいますが、これは?
堀氏 : 真ん中がグリーンのセンターまでの距離で、上はバックエッジ(グリーンの一番奥)までの距離。下はフロントエッジ(グリーンの一番手前)ですね。
平澤氏 : ゴルフにおいて距離を知るということはやはり大切なのですか?
キューピープロ : もちろんですよ! ゴルフでは、自分のクラブセットの番手それぞれの飛距離を把握することが上達の近道ですから。グリーンまでの距離がわからないとクラブを選ぶことすらできないんです。
関プロ : ただし、残りの距離とクラブの飛距離をイコールで考えてもいけない。たとえば、パー(規定打数)4のコースをボギー(+1打)で回りたいとします。その場合、パットの2打を引いて、残り3打でグリーンに乗せる必要があるわけです。
残りの距離が仮に200ヤードとして、そのまま200ヤードのクラブで打ってOBになってしまうと、そこで終わっちゃう。1打罰+打ち直し1打で2打ムダにしてしまいますからね。だから、クラブを選ぶときに焦ってはいけません、って、僕のレッスンではよく言いますね。
キューピープロ : あぁ、それはためになる話だなぁ。それ、僕が言ったことにしておいてよ。(筆者:すみません。しませんでした)