オーディオトランスペアレンシーは、Android・iOS対応のモバイルアプリ「EARIN M-2」から、外音を取り込む量や、内蔵マイクの指向性を近距離・遠距離から変更可能。オーディオトランスペアレンシー機能自体をオフにしたり、音楽を聴いているときにはオフ、一時停止したらオンに自動で切り替えるオートという、3つのポジションから選べるようになっています。実際に使ってみると、マイクの集音性能がとても高いことに驚かされます。
音声通話の性能も期待通りです。まわりから見るとイヤホンを着けていることがわからないほどEARIN M-2が小さいので、「あの人、なんかひとりでしゃべってる感」はかなりのものです。そんな自分の姿をとてもクールだと思える、強いハートを持つことが大切ではないでしょうか。
なお、EARIN M-2は左右のイヤホン間がNFMI(近距離磁気誘導)と呼ばれる技術で接続されます。通常のBluetoothによる接続よりも音楽の再生中に発生するノイズや信号の途切れが少ないことが技術の特徴。またプレーヤー機器から飛んでくるオーディオ信号が左右のイヤホンに伝わるまでの遅延が短いので、特に動画再生時、映像の中の人物が話す口元と音声のズレがほとんど気になりません。
一般的にNFMIの技術を使うと左右の音声遅延が少なくなるため、通話もステレオ再生に対応できるといわれています。EARIN M-2は通話の声が両耳から聞こえてくるので、片耳で音声を聞く場合に比べて、より自然に会話ができました。