「輝く人の、STARFLYER」をブランドイメージとしているスターフライヤーは、春からの新生活がより輝くことを願い、3月23日に羽田空港発着遊覧飛行「旅立ちの日 Flight 2018~春からもっと輝きたいあなたへ~」を実施した。約1,000人の事前応募者の中から抽選で選ばれた120人は、前夜祭と遊覧飛行を通じたスターフライヤーの想いと日の出の輝きによって背中を押された。
稲穂になぞらえた111組をSFJ555便で
この「旅立ちの日 Flight」は、スターフライヤーが2009年から実施している初日の出チャーターフライトが元になっている。同社の初日の出フライトは2015年より無償で行い、さらに2017年にはベースの北九州空港発着に加えて羽田発着でも実施した。
2018年も羽田発着で計画していたものの、着陸枠が確保できないことが判明し、北九州発着のみでの開催となった。しかし、何とか実施できないものかと立ち上がった関空・羽田のスタッフ26人の想いで、今回の「旅立ちの日 Flight」が実現されることとなった。
日の出フライトとともなると、空港集合は3時頃となる。ならば、「温泉も楽しんでもらいつつ、『旅立ちの日 Flight』への気持ちを高められるひとときを提供できれば」という想いから、今回、初日の出フライトにはない前夜祭が羽田空港から車で15分の場所にある「天然温泉平和島」と「ボートレース平和島劇場」を会場にして開催された。
「旅立ちの日 Flight」が3月23日に開催されたのにも意味がある。この日は、 一粒のもみが稲穂となり万倍に実ることからこの日から始めたことは大成すると言われている"一粒万倍日"、そして、金運招来のほかにこの日に旅立つと無事帰ることができるという吉日の"寅の日"が重なった二重の意味で縁起のいい日であり、"旅立ち"にもってこいの日であったのが理由だ。
さらに、稲穂が並んだ姿をイメージして、応募は111組(1組1~3人まで)とした。フライト名までSFJ555便(ゴーゴーゴー便)にしているあたり、スターフライヤーの想いのほどが伝わってくる。
「輝きたい意気込み」の記入も含めて募った参加希望者は約1,000人にもなったという。企画したスタッフからは、「この企画させてもらって、みなさまのいろいろな想いを読ませていただけたことがうれしかった」という声があり、代表取締役社長執行役員の松石禎己氏も、「思い出すと胸が熱くなるものもありました。今日が、『自分を変えたい』『夢を実現させたい』というみなさんの背中を押してくれる日になってくれたらいい」と話してくれた。