• Amazon Echo Dot(左)とGoogle Home Mini(右)

最後に、国内ではあまり話題にならなかったのですが、Amazon Echoについて、注目すべき動きがありました。それはインドにおいて、Amazon Echoがこれまでの招待販売から、一般販売に切り替わったことです。

インドにおけるAmazon Echoの販売は日本よりも約1カ月早く始まっており、ラインナップも日本と同じAmazon Echo、Echo Dot、Echo Plusの3製品です。そんなインド国内で、招待販売がいち早く一般販売に切り替わったとなれば、次は日本か、と期待してしまっても無理はありません。

本稿執筆時点(2018年3月)では特にそれらしき動きはありませんが、いつも発表は唐突で、かつ即日リリースされるのはAmazonのお家芸だけに、ある日いきなりAmazon Echoが自由に買えるようになる可能性は捨て切れません。招待制で申し込んだユーザに製品が一巡するまでは、一般販売に切り替わることはないと筆者は思うのですが、もしもの時に乗り遅れることのないよう、心の準備だけはしておいたほうがよいかもしれません。

ちなみにインドでは、一般販売に切り替わるのと同時に、Amazon Echo間でハンズフリー通話およびメッセージの送信を可能にする「Alexa Calling & Messaging」機能の提供も始まりました。部屋間の内線および無料電話を可能にする機能ということで、こちらも注目しておいたほうが良さそうです。

  • インドではAmazon Echo間でハンズフリー通話およびメッセージの送信ができるようになりました