年々進化し続けるロボット掃除機、障害物の認識能力や回避能力といった自走する性能が上がってきてはいるものの、「判断能力」というところでは、やはりまだ人間にはかないません。そんな中、人がいない時や、見ていない間に、どこをどんなふうに掃除したかを視覚化できることは、実はけっこう重要。
というのも、ロボット掃除機が清掃してくれていると信じていたものの、実は立ち入っていないエリアがある場合、その場所はまったく手付かずな(掃除していない)状態に等しいのです。未清掃なエリアを把握できれば、人間の手で仕上げることができます。決して完全ではなくても、人の手間を軽減してくれるというだけでも、ロボット掃除機には十分な価値があります。