NTTドコモが、ドローンを使ったサービスの普及を加速させる取り組みを発表しました。「ドローンプラットフォーム docomo sky」により、業種を超えた様々な企業と連携していく考えです。これまでは、まだ遠い未来の話だった"ドローンによる商品の配送"なども、より実現味が増していくことでしょう。
docomo skyが目指すもの
ドローンプラットフォーム docomo skyは、企業のドローン運用をドコモが全面的にサポートするもの。例えば太陽光発電のメーカーが、パネルの保守・点検をドローンで行いたいとします。このとき企業はドローンの機体を購入(あるいはレンタル)し、パイロットを手配するだけでなく、導入コンサルへの相談、損害保険・修理サポートへの加入、画像解析サービスへの申し込み、といったことも行う必要があります。これらをワンパッケージで提供するのがドローンプラットフォーム docomo skyです。
説明会で、NTTドコモ 代表取締役副社長の中山俊樹氏は「本プラットフォームが目指すのは、業務効率の大幅な向上によるワークスタイルの革新。導入効果の目安として、ソーラーパネルの点検なら(従来の目視による点検と比較して)解析業務時間は1/4に、異常パネルの検出数は3倍になることが分かった」とアピールしました。