発売は2月9日、まずは3カ国で展開
もうひとつ、月末近くになって話題をさらったのが、発売が延期になっていたAppleのスマートスピーカー「HomePod」の発売日が、2月9日に決定したことです。当初は米国/英国/オーストラリアのみの販売となり、追ってフランス/ドイツでも発売予定とされています。
日本での発売は未定のままですが、各国の発売スケジュールを見る限り、今春の発売はなさそうで、どれだけ早くても初夏となると予想されます。多くのファンを持つAppleの製品であること、またiPhoneなどでユーザがすでに使い慣れたSiriを搭載し、かつApple Musicを利用できることもあって、発売されれば一定のシェアを獲得すると予想されます。2強となっているAmazon Echo、Google Homeにどれだけ迫ることができるでしょうか。
レオパレス21の一部物件、Amazon Echoによる家電操作に対応
このほか気になる動きとしては、レオパレス21の一部物件がAmazon Echoによる家電製品の操作に対応したというニュースがありました。これは同社の一部物件に採用されているスマートリモコン「LeoRemocon」と連携し、Amazon Echoから音声で家電製品をコントロールできるようになるというものです。
「LeoRemocon」はもともとAmazon Echo対応のスマートリモコン「iRemocon」のカスタム版とのことで、機能もそれらに準拠していると見られます。当初は照明のみのコントロールとなるようですが、今後さらにスマートロック「Leo Lock」への対応など、スマートホーム環境の整備が進むと見られます。
今回のレオパレス21の件では、スマートスピーカー自体はユーザが入手する必要がありますが、かつてブロードバンド黎明期に、ADSL対応を売りにした賃貸物件が多く出現したように、スマートホーム対応を売りにする物件が、一戸建てだけでなく賃貸でもトレンドになる可能性はありそうです。