2月6日に都内で開催された新製品発表会には、ゼンハイザー・コミュニケーションズからDirector Gaming Sales & Marketingのティム・フォルカー氏が来日。新製品の特徴を説明しました。

  • ゼンハイザー、発表会

    写真左がミハエル・テンプチェック氏、右がティム・フォルカー氏

フォルカー氏は、ゼンハイザーのゲーミング用ヘッドセットが他社よりも優れているポイントを4つ挙げます。ひとつは「音質」。「ブランドの創立から70年を超えて、オーディオ用のヘッドホンからプロフェッショナル向けのマイクロフォンまで幅広い分野で築き上げてきたノウハウがゲーミング用ヘッドセットにも活きている」とフォルカー氏が壇上で説明しています。

  • ゼンハイザー、発表会

    ゼンハイザーのヘッドセットの強みは「音質/通信機能/快適な装着性/信頼性と耐久性」の4点であるとアピール

マイクロフォンの開発から得た知見は、フォルカー氏が4つの特徴のひとつに挙げる「通信機能」を高めるために投じられてきました。本体の左側に設けられたアームの先端に高感度なマイクを搭載。従来モデルからアームの長さを変え、マイクの位置がプレーヤーの口の横側あたりに来るようにしたことで、マイクに息がかかって発生する破裂音のノイズが大きく低減しています。

フォルカー氏は、長時間にわたって本格的にゲームを楽しむプレーヤーのため、ヘッドセットの装着感を高めることに大いに腐心してきたと述べています。ヘッドバンドはユーザーが任意に長さを調整できるだけでなく、独自開発の接触圧調節メカニズムを搭載。ヘッドバンドに設けられたスライダーを段階的に調節すると、イヤーパッドの締まり具合が変わって最適なフィット感が得られます。

  • ゼンハイザー、ゲーミングヘッドセット「GSP 500」「GSP 600」

    ヘッドバンドのスライダーの位置を動かすとイヤーパッド周辺のフィット感を調節できます

そしてフォルカー氏が4つめの差別化のポイントとして掲げているのがヘッドセットのタフネス、つまり優れた「耐久性」です。ゼンハイザーのゲーミング用ヘッドセットは出荷前に厳しい耐久性テストを繰り返して、合格したユニットだけが店頭に並べられます。さらに、販売後も2年間の保証が付いてくるので安心です。

  • ゼンハイザー、ゲーミングヘッドセット「GSP 500」「GSP 600」
  • ゼンハイザー、ゲーミングヘッドセット「GSP 500」「GSP 600」

    ケーブルは着脱式。本体には3.5mm/4局のシングルプラグのケーブルと、PCゲームを楽しむためのマイク用/音声用の端子を分けた二股のケーブルが各種同梱されます