さらに、日本のユーザーの要望に応えたというIP67相当の防塵・防水性能をまとう。ファーウェイの日本・韓国リージョン プレジデントの呉波氏は、「防塵・防水性能のあるモデルで、日本のニーズを重視した」とコメント。今後も日本ユーザーのニーズに応えるモデルを投入する意向を示す。

同時に「MateシリーズのDNAともいえる長持ちバッテリーと急速充電」と、バッテリー性能も強調。従来モデルのMate 9に比べて30%の長寿命化により、ヘビーユーザーでも1日以上、標準的なユーザーなら約2日間の使用時間を実現したという。

  • 長持ちバッテリーと急速充電

急速充電は、独自の「HUAWEI SuperCharge」機能により、iPhone 8 Plusより50%高速で、30分で58%まで充電できる。バッテリーの安全性を確認するため、ドイツの検査機関であるTUV Rheinlandが実施する安全急速充電システム認証を世界で初めて取得。これは1000回のシステムサイクル試験、600回の急速充放電サイクル試験など、5つの主要試験が実施されており、高い安全性をアピールする。

  • 安全認証も取得

ほかに、2つのSIMスロットを備えるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応。いずれも4Gの利用が可能で、さらにどちらもVoLTEに対応している。VoLTE対応はソフトバンク系のキャリアのみだが、今後アップデートでNTTドコモのVoLTEにも対応する予定。auに関しては、アップデートでの対応は検討中とのこと。

  • デュアルSIMをサポート

  • 主なスペック

その他のスペックとして、OSはAndroid 8.0、メモリ6GB、ストレージは128GB。バッテリーは4000mAhで、通信速度は下り最大500Mbps、上り最大50Mbps。本体サイズは74.5(W)×154.2(H)×7.9(D)mm、178g。家電量販店やECサイトに加え、IIJmio、イオンモバイル、エキサイトモバイル、NTTコムストア、NifMo、楽天モバイル、LinksMateといったMVNO経由でも販売される。

  • HUAWEI Mate 10 Pro

  • 本体側面

  • 天頂部と底部

  • SUMMILUX-Hレンズを搭載

  • カメラのUIは従来通り

  • DisplayPortをサポートし、ディスプレイと接続するとPCライクに利用することができる

  • HUAWEI Mate 10 lite(左)との比較